皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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「個別指導」本部会社が知られたくないホンネ
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世の中少子化が叫ばれている割に全国で塾の数は増えており、コンビニの数より多いそうです。

確かにこの界隈でもそうかもしれませんね。

ところで新規開校する学習塾に多いのがフランチャイズやチェーン系の「個別指導塾」です。

「なんで最近、個別指導ばっかしなの?」って不思議に思いません?

実はその背景にあるのが「優秀な先生の安定確保が困難」という事情です。

塾と言えば昔は生徒を教室に集め、先生が黒板で授業する「一斉授業スタイル」でした。

大学進学予備校のように生徒のレベルとモチベーションが高く、講師が優秀なときはパフォーマンスが一番いいのが実は一斉授業です。

しかしレベルが多様な中学生がターゲットの場合、指導力が未熟な先生は成績上位者が対象の授業になってしまいます。

だってそのほうが授業がラクだからです。

成績が下位の生徒は置き去りにされるため、成績が上がらず満足度やモチベーションが下がります。

かくして一斉授業塾から下位層から順に生徒離れが進みました。

生徒離れも怖いですが、塾にとって一番恐ろしいのは生徒管理能力の未熟な若い講師の下で授業が成立しない「塾崩壊」が発生することです。

学校でも先生の力量がないと「学級崩壊」するのと同じです。

一度「塾崩壊」を起こすと撤退するしかなく、経営にとって致命傷です。

最近は若年労働者の減少もあり、教務能力と管理能力を兼ね備えた優秀な人材確保は極めて困難な状況です。

でも未熟で能力も経験もないアルバイトに毛の生えた程度の「即席教室長」でも塾崩壊を起こさせない方法がたった一つあるのです。

そうです。「生徒の分断」です。

生徒をパーティションで隔て、時間を分け、さらに講師という名の“見張り番”を適当に配置しておけば子供たちが余計なおしゃべりをすることは不可能です。

「謎の真相」はがどこかの会社の頭の良い誰かが考えた「人材難時代のリスクヘッジ」だったわけです。

個別指導塾が「インスタント教室長+アルバイト」でもそれなりに運営できてしまう世にも不思議なビジネスモデルであることはチェーン本部が一番隠しておきたい部分です。

その大変よくできたカラクリを色んな会社がパクった結果が今日の群雄割拠の状態ということです。

賢明なご父兄方が「ビジネスモデル」と「成績が上がる指導力」が完全なる背反事象であることにお気づき頂けば幸いに存じます。

では、また。☆彡

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