皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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秀吉と現代社会に見る過保護の結果
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大河ドラマ「真田丸」ご覧ですか?
この時代やっぱり秀吉が中心にならざるを得ず、ただでさえキャラの立つ小日向文世、草刈正雄が目立ちすぎて、堺雅人が完全にかすんでしまっています。
まあ原作が三谷幸喜じゃ仕方ないですかね。
ドラマでは秀頼が生まれたことで起こる悲劇がボチボチ始まっていますが、これは親である秀吉の溺愛の結末と言われています。
真田幸村は大阪夏の陣で、片岡愛之助演ずる大谷吉継、山本耕史演ずる石田三成は関ヶ原の合戦で豊臣と運命を共にする気の毒な末路を歩むわけですが、もし秀吉が秀頼を厳しくしっかりと育てていたら日本の歴史はきっと変わっていたはずです。
昨日のブログで「自分は勉強しないくせに、子供にはやたらうるさい親御さんは子供の成績が上がらない典型的なタイプ」と書きました。
「うるさい」というのはどういうことか少し説明が必要かもしれません。
「うるさい」という言葉の裏には“過保護あるいは過干渉”という意図が潜んでいます。
秀吉に見るまでも無く過保護と言うのは決して良い結果を生まないようです。
社会を見ても同じようなことが言えます。
現代の日本は何不自由のない非常に快適な社会です。
社会インフラが整い、治安が良い社会は私たちの世代から見れば若者にとって過保護な社会に見えます。
このような便利すぎる社会が晩婚化、少子化の一因であり、若者の勤労意欲の低下や内向き志向を生むと言われています。
戦後、子孫のためにと必死になって築き上げた快適な社会が日本の成長の足かせとなっているとすれば大変皮肉な話です。
この先、世界に例のない超高齢化社会のなかで過保護に育った若者たちが受ける試練は厳しいものがあるでしょう。
そういう時代だからこそ子供は厳しく自立できる人間に育ててゆきたいものです。
では、また。☆彡
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