皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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Because it’s there.
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暖冬傾向でしたが、ようやく北陸の冬らしい雪の年の瀬となりました。

立山もすっかり白くなりましたが、この時期は冬山での遭難事故が起こります。

先日、86歳の三浦雄一郎がエベレスト登頂を目指しているというTV番組を見て驚きました。

エベレスト登頂に初めて成功したのは、1953年、イギリス探検隊のエドモンド・ヒラリーとされています。

しかし、これをさかのぼること33年前にイギリスのエベレスト遠征隊のジョージ・マリローという人が初登頂者だとする説があります。

マリローはその登山で行方不明となりました。

75年後の1999年に遺体が発見されましたが、登頂に成功したかどうかは永遠の謎であり、ロマンです。

そのジョージ・マロリーが残したのが「Because it’s there. 」。

日本語では「そこに山があるから」と意訳されている有名な言葉です。

人はどうしてそんな危険な山に命懸けで登るのでしょうか。

実はそれは受験にも共通したものがあるのです。

今日、茗溪進学会では恒例のイベント「中3高校受験12時間特訓」を行っています。

朝9時から夜9時まで1教科200問づつ5教科合計1000問の問題を解くこのイベントのオリジナルは前身のアルファ進学スクール企画のものですが、とても良いものですので引き続き実施しています。

受験生と言えどもこれだけ長時間ハードな勉強をするのは初体験です。

午前中はまだ集中できますが、後になるほど集中力も低下し、手も遅くなり、時計に追われて焦ります。

しかし不思議と「最後までやり抜こう」という気持ちは逆に強くなるもので、毎年、全員最後まで完走してくれます。

12時間ストイックに勉強を続けることができた自信は一人一人の中で受験に対する心構えを強くし、残りの2ヶ月を頑張ることができるという仕組みです。

私は登山が趣味と言うほどではありませんが、天気のいい日に近くの山にトレッキングに出かけることがあります。

高度差が1000mほどあると、登りはかなり辛いものです。

回りの景色を楽しむ余裕もなく、足元だけを見てハーハ―言いながら歩いているときは決して楽しいものではありませんが、頂上にたどり着き、景色を見ながら食べる弁当の味は格別です。

そしてまた帰ってくると「次はどこに行こうかな?」なんて考えるわけですが、この気持ちが「Because it’s there.」ってことなんでしょうね。

受験はある意味、高い山を目指す登山と同じです。

チャレンジする気持ちを持ち、頂上を目指して辛い思いをすることが人を鍛え、辛さに耐えて掴んだ達成感がまた新たなチャレンジに挑む原動力となるのです。

子供たちが辛い経験を避けることなく山の頂上を目指せる人になってもらいたいと願いながら仕事納めの塾長でありました。

 

今年一年、いい加減で無責任なブログにお付き合い頂きましてありがとうございました。

来年が皆様方にとって素晴らしい年になることを心よりお祈りし、一年の挨拶に代えさせて頂きます。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

では、また。来年。☆彡

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sawaki