皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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モチベーションアップには荒療法も必要
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お子様の「やる気」に悩むご父兄様は多いですが、大人だって自分自身のやる気の悩みは大きいはずです。
そもそも人間は、猛獣や自然災害などの危険と隣り合わせで進化してきたため、最悪の状況を先取りする「ネガティブ思考」になるようにDNAにプログラムされているそうです。
生きるためのスキルとは言え、ネガティブな考えが先行するとやる気も失せてしまいますよね。
先日、中学生の塾生のご父兄がお見えになり「ヤル気が全くない子供の送迎が辛い。」というとてもネガティブなお話を伺いました。
成績が親御様の期待値通りにならないと送迎も苦痛になるわけで、重大な責任を感じます。
親御さんの中で焦りの気持ちが諦めの気持ちに変わり、そしてついには「お金の無駄」と自分を合理化してしまう出口の見えない思考に入り込む前に何か手を打つ必要があります。
私は「今後一切送迎はしないで下さい。雨が降ろうが雪が降ろうが槍が降ろうが自力で通塾させてください。」と提案しました。
私の指導理念は「子供が目標を持ち努力するために、まず子供自身を自立させること」です。
いつまで経っても芽が出ない生徒には一つの共通点があります。
それは「親に行かされている」または「親のために行ってやっている」という思いがどこかにある生徒です。
親の苦労に報いようとか、感謝しようという当たり前の意識がないのです。
ですから「送り迎えは当たり前」、「時間だけ過ごせば無罪放免」、自分のための意識が無いので頭に何も残りません。
要するに自立していないのです。
逆に言えば自立できれば勝手に成績は伸びてゆくのです。
最近やたら見かける「個別指導塾」で成績が上がらないという理由で当塾の門を叩くご父兄が多くおられます。
横に座ったバイト学生に解けない問題を代わりにご丁寧に解いて頂いても、自立どころかつっかえ棒が無いと立てない人間になってしまうのです。
こんな状態からモチベーションは生まれません。
是非「過保護からの脱却」「何かに依存しない習慣づけ」をお勧めします。
「でもそんなことをして子供がもっと勉強嫌いになったらどうするんですか」ですか?
そうですね。
「猛獣に食われる時代に生まれないだけ良かったと諦めますか。」
では、また。☆彡
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