皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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覚悟を決める
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GtbaTXuH5iU6NWD_wNQJC_109今年のプロ野球ドラフト会議の目玉は早稲田実業の清宮幸太郎選手でした。

大学進学よりプロの道を選択した清宮は史上最多の7球団から1位指名を受け、日本ハムに入団する運びになりました。

清宮が高校3年間で打ったホームランは107本。

超高校級スラッガー清宮が、プロ野球でどこまで活躍するのかが来年最大の注目ですね。

日ハムと言えば今は大谷選手が有名ですが、私はいつも斎藤佑樹投手のことが気にかかっています。

今から10年前の夏の甲子園、斎藤佑樹と今MLBで年棒23億と言われる田中将大の二人が決勝戦で壮絶な投げ合いをして、日本中を熱く沸かせました。

その二人のライバルのその後があまりにも対象的です。

斎藤は当時「ハンカチ王子」と呼ばれ、甘いマスクもあって国民的な人気選手でした。

再試合の決勝戦で斎藤の早実が最後のバッター田中を打ち取って優勝を飾ります。

高校ナンバーワン剛球と言われた田中は負け投手となりました。

この後、斎藤佑樹は早稲田大学進学を選び、田中将大はプロ入りを表明します。

斎藤は大学進学後も期待に応えた活躍をして、大学4年の秋にはリーグ戦優勝と大学日本一にも輝いています。

一方、田中は、プロ入り4年間で46勝をマークする活躍をしますが、この時点でもファンの魅了度は斎藤の方が上だったと言われています。

しかし、斎藤がプロ入り後に、両者の野球人生は残酷なほどの明暗を描くことになっていったのはご存知の通りです。

私は斎藤も田中もセンスや才能に大きな違いはなかったと思います。

二人の明暗を分けたことがあるとすれば、それは「覚悟の差」ではないかと思うのです。

甲子園の決勝戦で悔し涙を飲んだ田中はその時に“プロとして生きる覚悟”を決めてその後の人生を送ったのだと思います。

私は斎藤選手がこの先、どのように自分を克服してプロとして蘇るかに大いに注目していきたいと思っています。

このことを考えると清宮選手がプロで活躍をするために必要な条件は「プロとしての自覚」ではないでしょうか。

自らの才能に溺れることなく覚悟を決めて臨めば王選手や松井選手を超えることだって可能でしょう。

生徒も私たちも通過点で中途半端な満足をせず、覚悟を決めて上を目指して行きたいものです。

ドラフト会議のニュースを見ながら若い選手たちの活躍を見守りたいと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

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