皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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英検が入試対策に有効なワケ
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先日、文科省が全国の公立中学・高校の英語力を調べた2016年度英語教育実施状況調査結果を発表しました。
高3生のうち英検準2級程度以上の生徒の比率は富山県が全国トップの47.3%でした。
ちなみに全国平均が36.4%でしたから富山県の英語教育水準はずいぶんと高いことがわかります。
中3生は英検3級が基本ですが、富山県は41.7%で全国12位でした。
トップの奈良県が48%ですからまだまだ挽回する余地はあるでしょう。
それにしても先日行われた中教研試験の結果を見てとにかく中3の英語の悪さに思わずめまいがしました。
普段、英語が得意と思っていた生徒が軒並み60点70点台の点数では焦ってしまいます。
他の塾の先生との意見交換しても、皆さん今後の英語対応のことが課題だと感じているようです。
政府や文部科学省は東京五輪などを控えて、中学高校で履修する単語の数を一気にほぼ倍増させるなどさらなる英語の能力アップを目指す方針です。
世の中、中学生でもスマホが当たり前になり、SNS、動画、ゲーム漬けで、言語によるコミュニケーション能力は落ちる一方なのに目標だけはどんどん逆行しています。
単語の書き取りをさせてみても子供の英語力が年々落ちてゆくのがわかりますし、学力格差は広がる一方でしょう。
さて、そんな対策に何をさせたらいいかということです。
とりあえず、すぐにご父兄様に出来ることは「英検受験」を目標にし、そのためのトレーニングをさせることです。
日々の受験勉強も大変なのに英検まで手が回らないと考える必要はありません。
中3で目指す英検3級のテスト対策=高校受験対策と考えていいのです。
リスニング問題のスピードや長文問題の内容がちょうど高校入試レベルと同じです。
政府・文科省も英検合格者数をバロメーターにしているところを見れば水準を合わせてくるのはむしろ当然と言えます。
ここまで分かっているのですから英検に無関心だった方も是非関心を持って取り組まない手はありませんね。
しかも英検3級以上は内申書にも明記できるメリットも大きいのですからなおさらです。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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