富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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自己最高番数生徒の共通点
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史上最年少でプロ入りした囲碁棋士の仲邑菫初段が公式戦2戦目でプロ初勝利を挙げたとのことです。

プロでやっていけるかどうか不安だったでしょうが、さぞかし嬉しかったことでしょう。

小さな自信はきっと次の原動力になると思います。

自信と言えば、中学生の一学期の期末試験の結果がほぼ出揃ってきましたが番数を見て自信はどうなったでしょうか。

点数より相対的な関係の番数が努力の指標になるので、生徒らには必ず自分の番数を先生に確認するように言っています。

ところがここ最近、どんな理由か知りませんが、中学校で番数を生徒に教えない風潮が広まって困ってました。

最近流行りの、何でもかんでも「個人情報だからダメ」という理屈の責任逃れでしょうか。

でも考えてみれば実におかしな話です。

そもそも番数なんか個人情報でも何でもないし、100歩譲ってそれが個人情報だとしても、個人が自分の個人情報を知る権利を学校が隠すのも変な話です。

まあそういうこともあってかどうか知りませんが、また番数を出す傾向になってきたのは実に結構なことです。

茗溪進学会では2年生以降で1年生時代を含め、自己最高番数を記録した生徒には、ご褒美として500円分のクオカードをプレゼントしています。

この期末試験では既に3人の生徒にクオカードをプレゼントすることが出来ました。

その3人を見ていて、一つの共通点に気が付きました。

その共通点に成績アップの秘密が隠されています。

「どうせそんな生徒は元々優秀なお子さんなんでしょ?」と思われるかもしれませんが違います。

片手で足りる番数になった子もいれば、後ろから数えた方が圧倒的に早い子もいるので成績には関係ありません。

その共通点とは、全員この春以降に入校してきた生徒だということです。

塾に来はじめて勉強量自体が増えたことが何と言っても最大要素ですが、実はもう一つ大事なポイントがあります。

それは、今まで、「どのタイミングで」「どんな勉強を」「どのくらいしなければならないか」といういわゆる“勉強のやり方”が解らなかったのが、塾に入って身に付けることができた結果と言えます。

その生徒らは内心は驚いているはずです。

きっと「自分だってやればできるじゃん!」と自分の潜在能力に気づいたはずです。

その小さな自信が、さらに上に挑戦しよう!という意欲を生んでくれれば塾の役割はほとんど果たせたようなものなのです。

先生が横に座って解けない問題を代わりに解いて見せたところで生徒にとってみれば何の自信にもなりません。

自信がつくどころか「先生が解けても自分はムリ」と自信を無くすのが関の山です。

そんな意味でも夏休み明け試験は自分の潜在能力に目覚める絶好のチャンスではないでしょうか。

自信に満ちた仲邑菫初段の顔を見ながら、つくづく小さな自信の大事さを思う塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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