皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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羽生永世7冠強さの秘密
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将棋の竜王戦で挑戦者の羽生善治が渡辺明竜王を破り、15期ぶりに竜王位を奪還し、前人未踏の「永世7冠」を達成しました。

「永世」とは文字通り、永久にそのタイトル保持者を名乗れる権利で、通算7期か、連続5期保持していれば与えられるものです。

将棋をよく知らない方は、これがどのくらい凄いことなのか想像がつかないと思います。

比較対象になるものが無さ過ぎて、表現しようがありません。

ちなみに、今をときめく「ひふみん」こと加藤一二三九段も「九段」としか名乗れないように、永世タイトルは持っていません。

最大でも十段(現在の竜王)の3期が最大で、他のタイトルを合わせても通算8期です。

羽生棋聖のタイトル保持数はこれで通算99期。

「神武以来の天才」と言われたひふみんも驚くほどの実績はいかにずば抜けているか分かると思います。

羽生棋聖の強さの秘訣となるのが、一つは情報との付き合い方だと言います。

ITの進化によって戦い方が変化しているのは、ビジネスの世界だけではなく、将棋界も同じです。

新しい戦型を編み出しても、ITですぐに研究されて、通用しなくなってしまうような時代に勝ち続けられる方法とは何でしょうか。

情報の収集と分析は欠かせませんが、「情報とのつきあい方に気をつけないと、情報がかえって勝負の邪魔をする」と言います。

羽生棋聖は情報収集のデメリットを2つ挙げています。

1つは情報収集に時間を取られてしまうこと、創造的な手を編み出していくことの研究に時間を割けなくなってしまうこと。

もう1つは、情報を収集して対策を練れば練るほど、思い入れが強くなって固執してしまうことだそうです。

これは日ごろの勉強にも当てはまります。

受験情報の収集ばかりしていても成績は上がりませんし、勉強のやり方や難問ばかり研究していても幅広い演習を解く量が少ないと成績は上がりません。

もう1つ、羽生棋聖が対局で大切にしていることが、「直感力」です。

直感力は、さまざまな場面で論理的思考を働かせながら答えを見つけ出す経験によって鍛えられていくものです。

経験の積み重ねの中でこそ養われるのが直感力であり、瞬時に物事を判断する必要がある場面で大きな武器となるといいます。

これも勉強では同じです。

数多くの演習問題を解くと、姿・形を少し変化させた問題が出題されても、直感的に解き方が見えてくるものです。

子供たちが是非、偉大な羽生永世7冠に学んで貰いたいと思うポイントでした。

では、また。☆彡

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