皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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経営の神様がはまった落とし穴
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「進研ゼミ」でおなじみの大手通信教育会社ベネッセホールディングスが上場以来初めて赤字転落したというニュースがありました。

同業者ではありませんが、ICT技術を活用した教材販売事業の会社として個人的にもその成り行きを注目していましたので思うところがあって分析してみました。

2年前の顧客情報の漏洩事件に続き、“経営の神様”原田泳幸氏もさすがにさじを投げた形で退任したところを見ると見通しはかなり悪いのではないかと推定されます。

赤字の原因のメインは原田氏の肝煎りで進められた「進研ゼミプラス」だそうです。

これはタブレット型の電子端末を使うデジタル教材です。

デジタル教材は茗溪進学会でも5年前から導入して活用していますが、うまく使いこなすにはかなりの試行錯誤がありました。

タブレット

現代のICT技術の進化は目覚ましく、ハード面ソフト面で様々な商品開発が日進月歩で進んでいます。

私たち大人は技術の進歩に合わせて自分も進化させることができる。あるいは進化させる必要があると考えます。

子供の教育にはこれが実は大きな落とし穴になります。

勉強するのは小中学生という“未熟な人間”です。

どれだけIT技術が革新しようが、普遍的に変わらないものがあるのです。

冒頭の会社がもし見誤ったとすれば、それは普遍的なものも変えられるという驕りだったのではないでしょうか。

具体的に言うなら、子供たちには

①目標の設定
②宿題のチェックやその日の学習指示
③仕上がりの確認と進捗管理
④理解していない部分の指導
⑤質問対応
⑥夢実現のためのモチベーションアップ
⑦子供の品格や人格の形成サポート

などなどアナログチックな「人と人のふれあい指導」が成績アップには絶対不可欠なのです。

デジタル教材といえども所詮一つのツールに過ぎません。

塾を経営する「塾人」ならそんなことは常識ですが、いいモノを開発すれば売れるというプロダクトアウトの発想はハンバーガーに通用しても子供の教育には通用しないのです。

茗溪進学会ではこれからも「ICT技術と人のふれあいの融合による最大限の効果アップ」を追及していきます。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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sawaki