皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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私立高校受験結果の判定利用法
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明日は私立高校の入試日です。
私立の試験は度胸試しですが、県立入試本番の気もちで臨んでほしいと思います。
富山第一高校は合格発表といっしょに全受験者の中の順位も出ますので、これが県立高校の受験判断の重要な参考データになります。
志望校の合格判定は模試の役割なのですが、富山県は某〇〇センター模試と富山全県模試で全体の受験者を2分してしまっており、模試の判定に差が出たりして最終判断に迷う場合があります。
一私塾が生徒集め目的のためにしている模試と中立の立場の社団法人が公正にしている全県模試とではどちらが信ぴょう性が高いかは自明の理なのですが、迷う人がいる以上、別の指標も必要です。
余談ですが、お隣の石川県では北國新聞社主催の統一模試がスタンダードです。
県単位で模試は統一されているのが一般的ですが、ネットの普及で部数の落ち込みが厳しい地方の弱小新聞社にとってはスポンサー企業優先でしょうし、模試の統一など夢のまた夢です。
そんな話はともかく、模試以外の判定指標としては第一高校の順位が県立高校判定に有効です。
その理由ですが、富山第一高校は富山市以東の生徒で県立の普通科を受験する生徒はほぼ全員受験しますから順位で富山以東での自分の実力の位置がわかるのです。
では順位を判定にどう利用するかということです。
例えば富山高校を志望している生徒の場合を説明しましょう。
中部高校と富山高校の定員数は560人です。
つまり第一高校の受験成績順位が560番以内であればほぼ安全と考えていいわけです。
このように偏差値の高い高校から順に定員数を累計していった数字がその高校への合格範囲の目安です。
南高校であれば富山、中部、東、魚津、呉羽、南の定員合計が1400人なので倍率を考慮すれば1500番くらいが合格ラインの目安です。
このように倍率で多少幅を持たせた順位と模試や学校の内申書の点数で総合的に判定するわけです。
受験生を持つ親御さんは最も胃の痛む時期だと察します。
でも私は「高校受験は通過点に過ぎず、本当の勝負は大学受験である」という考え方ですから、まだまだ長い道のりです。
心を落ち着けて子供たちをいっしょに応援しようではありませんか。
では、また。☆彡
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