皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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私が個別指導をやらないワケ
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とと姉ちゃん

朝の連ドラ「とと姉ちゃん」が高視聴率だそうです。

モデルになった「暮らしの手帖」という雑誌は私の母もよく購読していました。

広告料を取らず、中身で勝負している潔さは大したものです。

先日、とと姉ちゃんの「一冊160円という高いお金に値する価値ある内容のものを提供しなければなりません。」というセリフが心にグサリと刺さりました。

「あなたは頂戴している貴重な月謝に値するものを提供していますか?」と言われて改めて心する機会になりました。

 

さて、茗溪進学会では何年か前に気の迷いで“個別指導コース”を設定したことがあります。

世の中フランチャイズチェーンが台頭して、猫も杓子も「個別指導」みたいな雰囲気になったことに少々動揺したわけですが、やはりポリシーに合わないことはしないほうがいいと判断し一切やっていません。

だいぶ前の話ですが、先輩の塾で独立開業の修業をしていた時のことです。

自分は個別指導コースで中学生を見ていました。

前のブースには女子高生と茶髪女子大生の先生がマンツーマンで入っていました。

聞くともなく聞こえてきた会話はどうも勉強の話ではありません。

どうやら学校での友人関係の悩みを相談しているのです。

一コマ90分授業の中で世間話が続くこと延々80分。

残り10分になったところで面倒くさそうに課題テキストを出して一つだけ質問して帰っていきました。

「お年頃だしそういうこともあるのかな」と思っていましたが、その次も同じ繰り返しです。

さすがに塾長に「ちょっとアレまずいんでないでしょうか?」と言いましたが塾長は言います。

「私もわかってます。でも下手なこと言って生徒に辞められたら困るのです。先生の機嫌を損ねて辞められてもシフトが組めないからもっと困ります。○○大の学生は貴重なのです。あの二人は放っておいてください。」

みなさんどう思われますか?

その後その生徒がどうなったかは知りませんが、親御様は高い月謝を世間話のために払っているとは夢夢思ってなかったでしょう。

個別指導には塾長も介入できない闇の部分があるのです。

本当に価値あるものを提供するときは茶髪のバイト学生に任せるわけにはいきません。

これが私のポリシーです。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
9月から定着用プリント学習システム「eトレ」本格導入します。
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塾生のオプションの場合は1コマワンコイン500円
※9月は導入お試し期間として無料優待します。

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sawaki