皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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疑心暗鬼にご注意
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今年は「当たり年」というのかどうか知りませんが、なにせ台風がよく来ます。
9月4日に上陸した台風21号では大阪中心に屋根が吹き飛んだり、大停電をおこしたりしました。
富山でも夜半に強い風が吹き、山室中学の前に建てた塾の看板が吹き飛ばされてしまいました。
看板は今まであったものが無くなると何となく景色が違って見えるものですが、中学校の前の景色が変わって見えるとしたら実はそのせいです。
別に看板を下ろしたわけではないので、直ぐに看板屋に電話しましたが、あちこちで看板が飛ばされて看板屋さんもてんてこ舞いだそうでした。
「今週は無理だが、来週行くよ」と言われて今日で1か月。
飛ばされた看板は未だ塾の横に置いたままになっています。
「全くいい加減な業者だ、大して儲けにならない仕事だと思ってバカにしやがって!」とムカムカしていたのですが、今日たまたま本で「疑心暗鬼」の語源を見てちょっと考えを変えました。
「疑心暗鬼」は中国の春秋戦国時代に書かれた『列子』という書物にある話が元となってできた故事成語です。
昔、ある男が斧をなくしてしまった。
男は隣の息子が盗んだのじゃないかと疑いを持つ。
「あの歩き方、あの顔色、あのしゃべり方、あの態度…どれもこれも斧を盗んだ人間のものだ。」
「証拠をつかんでとっちめてやる。」といきり立つ。
ところが後日、畑を掘っていると無くした斧が出てきたではないか。
男は斧を拾って自宅に戻る道で隣の息子とすれ違った。
その隣の息子の動作や態度はすでに斧を盗んだ人間のものではなかった。
男は自分の心に潜む鬼に反省したと言う。
人は疑いの気持ちを持つと何でもロクでもないものに見えてしまうものです。
その看板屋もついうっかり忘れているだけかもしれませんし、よんどころのない事情があるのかもしれません。
私はこう考えることにしました。
看板やチラシが生徒を呼んでくるものではなく、日々の積み重ねが実績を作り、その実績が評判となって生徒を呼んでくるのだと。
天がそう言っていることにしてしばらくこのままにしておくことにしました。
なんて言いつつ、実は看板が無くなって見る人が疑心暗鬼にならないかと心配な塾長なのでありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
10月22日
2学期中間試験対策実施します。
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