皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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定説を疑え
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今日までG7富山環境大臣会議が開催されています。

この3日間空にはバタバタうるさくヘリコプターが飛び回っています。

富山が環境大臣の会議場所に選ばれた理由は暮らしていると気が付かないことですが、富山県は環境保護の聖地とも呼べる場所だそうで、全国や世界中から行政視察が来ています。

県のホームページによれば富山県は植生自然度が本州一(一位北海道、二位沖縄)で保安林率69.2%は日本一。環境省選定名水8か所も日本一だそうです。

立山黒部アルペンルートはじめ動植物の生息地や美しい景観を守ることに県民あげて努力している結果が評価されたことは県民として誇りに感じていいと思うところです。

「石炭や原油など化石燃料の使用で大気中の二酸化炭素が増えて温暖化が進むから省エネしましょう。」と言うのが今の「定説」ですが、46億年の地球の歴史を紐解いてみると、必ずしもそうと言い切れないのではないかと思える興味深いことが分かって来ます。

現在の地球は緑と海が広がる美しい惑星ですが、常にそのような美しい姿をしていたわけではないのです。

その1つが全球凍結という状態です。

全球凍結とは22億年前と6億年前と2度にわたっておきた現象で、地球全体が厚さ1000mの氷河に覆われ、-50℃の極寒状態が数百万年間続いた現象です。

急に明日そうなるわけではありませんが、いずれそうなっても不思議ではありませんね。

なぜそのような信じられないことが起こるかということですが、大気の温室効果ガス濃度が過剰に増えすぎると逆に植物プランクトンの活性化が進んで大気のバランスが逆転するということで熱が逃げて行ったことが原因だとする説があります。

もしそれが本当なら大自然のメカニズムの前では今の環境対策は温暖化防止ではなく、寒冷化防止ということになってしまいます。

また、ある学説によれば地球は現在もロングサイクルの氷河期の最中で、たまたま比較的温暖な間氷期という時期にあたるのだそうで、「僅かな期間の気温差だけをとらえて温暖化と騒ぐのはあまり意味がない。」とさえ言う学者もたくさんいます。

地球の環境をつかさどる要素は気体のバランスだけでなく、太陽の活動や火山活動など実に多くのものがあります。

いずれにせよ人知が遥か及ばない世界であることは間違いないようです。

私は環境対策の学説の真偽を議論したいのではありません。

折角富山でこのようなG7環境会議が開かれたことですから、子供たちには気象や地球科学などなど興味を持って勉強してみるいい機会にしてもらいたいと思うのです。

「定説」を鵜のみにするだけでは進歩がありませんから、興味を持つにはまず「定説」を疑ってみるのが一番です。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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