皆さんこんにちわ。

茗溪進学会塾長の澤木です。
耳より情報からちょっとした出来事で気づいたことなど気ままですが、できるだけタイムリーに情報発信します。
少しでも子供たちが幸せになるヒントになればいいなと思います。
どうかお気軽にお付き合いください。

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梅の思い出2
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いよいよ明後日から県立高校入試です。

今日から3日間中3は休校なので私にできることは神頼みだけ。

受験の神様と言えば天神さんですね。

東風(こち)吹かば、匂いおこせよ、梅の花、主(あるじ)無しとて、春な忘れそ

この短歌は、学問の神様である菅原道真が詠った有名な歌です。

道真は学問に大変優秀で、右大臣にまで出世しましたが、当時の左大臣の藤原時平から嫉妬され、あらぬ罪で九州大宰府に左遷させられてしまいました。

その時に梅が好きだった道真公が京都を去るとき、紅梅殿の梅に向けて別れに詠んだ歌がこれです。

春の東風が吹くようになったら、花を咲かせて香りを届けておくれ、梅の花よ。 私がいなくても、春を忘れないでいておくれ。という訳です。

大宰府の天満宮には道真を慕って京都から一夜にして飛んできたというロマンあふれる伝説の梅の木である「飛梅」が残っており、私も何年か前に訪れた思い出があります。

道真は失意の中、志半ばで大宰府の地で生涯を終えましたが、今でも時代を超えて多くの人たちに愛され、学問の神様天神さんとして崇められています。

日本人の島国根性が一番醜く現れる点に「嫉妬といじめの文化」があります。

子供たちの学校だけでなく、大人の会社組織でも嫉妬といじめが昔からあったのですね。

塾生たちも長い人生、妬みで理不尽な思いをすることもあるでしょう。

優秀な人材ほどそのような機会は多いかもしれません。

でもそれはそれでいいのです。

梅の木から飛んで来てくれるような人物であれと願っています。

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sawaki