皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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校内番数をどう捉えるか
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最近、教師からの一方向的な講義で知識を覚えるのではなく、生徒たちが主体的に参加、仲間と深く考えながら課題を解決する力を養う学習である「アクティブラーニング」という概念が主流になりつつあります。
単純に○×式の二元論で生徒を評価するのではなく、子供の個性やコミュニケーション能力を伸ばすことが目的である点は理解できるのですが、だからと言って最後は全て定量的な点数で順位をつけられてしまう世の中は今後も変わることはないのです。
ちょっと前に、運動会の徒競走でも「子供の順位をつけるのはよくない」ということで全員横一列に手をつないでゴールさせたりするナンセンスな学校もありましたが、アクティブラーニングの目的のはき違えも甚だしいものです。
そんなことと関連するかどうか知りませんが、地元中学が試験の順位の公表で揉めているようです。
今回の中教研試験から「順位を出さない」とか「知りたい生徒だけ聞きにきたら教える」とか学年によっても先生によっても言うことがまちまちで、生徒らも混乱しています。
学校内でも賛否があるようで、正式な決定事項ではないと勝手に推定してますのでしばらく様子見するしかありません。
私は生徒たちに「自分の順位は聞けるのなら必ず聞いてくるように」と指示しています。
ある先生が「この番数で〇〇高校に行けますか?とか、生徒や父兄が番数を気にしすぎるから出さない」と言ったそうです。
「番数とは学校内の相対的な評価であり、内申点もあるので番数だけを気にしても仕方ない。」とはもっともらしい理屈ですが、これはタテマエ。
ホンネは「下手なことを言って後々責任を負いたくない」ってとこでしょう。
それともよっぽど面倒くさいモンスターペアレントでもいたのでしょうか。
いずれにせよ受験情報サービスを学校に期待する時代ではないということです。
私は本当の塾というのは、こんな時代に不安なご父兄様の立場に立ち、頼りにされる立場になるべきだと考えます。
私はしっかりと情報を収集・分析しながら受験指導ができる万全の体制をとっていくことが地域に根差した塾の役割だと考えています。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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