皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

どうかお付き合いください。

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本末転倒
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オミクロンの感染者が急増しているとか連日テレビはやかましく言ってます。

「感染者」と言いますが、単に検査で陽性反応が出ただけですし、季節性のインフルエンザよりも症状は軽いと言われています。

それなのに近くにいた人すら濃厚接触者として10日間も自宅軟禁となり職場や学校にも行けない規則というのは一体何なのでしょう。

どこか県外の学校で先生が一人陽性者になったため、学校全体が休校措置になっているとニュースで見ました。

公的機関や大企業などコンプライアンスのうるさいところほど、「いかに自分の責任を問われないようにするか」が上の方の最優先事項ですから、当然そうなります。

思えばこの2年、全く変わらない政策と日本人特有の責任回避文化と相まって、誹謗中傷、差別、風評被害、社会の分断を作り、苦しむ人が増えています。

今日など厚労省が小学生にワクチンを承認したなどどいう耳を疑うようなニュースもありましたが、もはや「何をかいわんや」です。

この事業をやらない判断をする責任は負いたくない。接種するのは任意で保護者の責任なんだから子供の身に何が起きようが親の責任で国は責任を負わない。

こんなところでしょうから皆さま堅実にご判断して下さいね。

ウイルスは絶対に無くせないわけですから共存を図るために本末転倒の議論はやめて、真面目な議論をしてもらいたいもだと思います。

このような本末転倒は塾の世界にもあります。

塾には他の塾から転塾してくる生徒が沢山いますが、大体は「値段が高い割に成績が上がらない」というのが転塾の理由です。

「塾なんかどこも同じようなものだろう」と思う方もなぜ成績に差がつくのか考える必要があります。

子供らに他塾の話を聞くとこんなことを言います。

「○○塾は日曜日に本部校で〇時間も勉強させられる」「△△塾は土曜日に△時間も特訓させられる」なんていうものです。

「長時間、強制的に勉強させれば売り上げになるし、強制的な長時間勉強が父兄の満足感に直結するが」ホンネでしょう。

成績を上げるための目的なのかどうか私は疑問です。

生徒の「させられる」という語尾に注目してみてください。

「させられる」と言うのは「強制される」と考えているから出る言葉です。

勉強だろうが仕事だろうが、人は他人から強制・指示されたことに快く行動を起こすとは絶対にありません。

一番肝心なヤル気や意欲を無視して強制したところで成績が上がるわけがないのです。

親が我が子を思うあまり、「こうすればうまくいくはずなのに自分の子はなぜできないのだ!」「やれと言っているのになぜやらないんだ!」「こうなったら高くても無理矢理でも勉強させよう!」となります。

その結果、「高いお金を払っているのだから、行け!」と折角の休日に嫌がる子供を車で強制連行するはめになるわけです。

成績が上がればそれで結構ですが、なかなか思うようにはならんのが世の中というものです。

本当に成績を上げようと思うのであれば、子供が自主的に自立して勉強するように仕向ける必要があります。

その点、私は子供らに勉強させているという意識は全くありません。

私が常に考えているのは、子供らが自主的に足を運び、安心して快適に長時間勉強してくれる環境つくりだけと言っても過言ではありません。

間違っても子供の教育を、感染者や濃厚接触者を犯罪者扱いにして社会の不安を煽って利権をむさぼるような本末転倒の発想みたいにしないで欲しいと思う塾長なのでありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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