皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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時代の寵児を生む教育とは
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ss-sinkaya-06kどんな世界でも一時代を創る「時の寵児」は定期的に出てくるものです。

しかもその寵児が表れる時は必ず象徴的な世代交代の試合があります。

大相撲で言えば、千代の富士が北の湖に、貴乃花が千代の富士に、そして朝青龍は貴乃花を破って引導を渡すことで時代を切り開きました。

最近何かと話題の将棋も同じです。

谷川浩二は中原誠に、羽生善治は谷川に引導を渡して、一時代を築きました。

藤井聡太は羽生に引導を渡す棋士になるかどうか見ものです。

さて、若くして台頭した谷川、羽生、藤井の3人には意外な共通点があります。

実はこの3人とも親が将棋を指さないのです。

親が将棋を知らないのに、自分から将棋に興味を持ってのめり込んで行ったということです。

将棋記者のコラムに「将棋は親に強制されると、えてして伸びません。まず、将棋そのものが嫌いになってしまう。自分で好きになるというステップを踏まないと、長続きしないのです。」とありました。

勉強でも全く同じであり、大事なのは持って生まれた素養を大事にして、強制することではなく子供が興味を持ったら、温かく見守る忍耐強い姿勢が必要ということです。

実際、藤井四段の母裕子さんは将棋を強制せず、集中したら邪魔しないという姿勢を貫いたそうです。

塾で子供たちを見ていると、伸びる子供とは決して誰かに強制されることなく、自分の成績に関心を持ち、成長する喜びを体験するというステップを踏んだ生徒です。

家庭で周囲が成績に干渉しすぎることは結局子供の自主性を邪魔することになり、決していい結果には結び付かないということはここで何度となく書いていることです。

時代の寵児を生む教育とは忍耐ということなんですね。

では、また。☆彡

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