皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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数学と算数の違い
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9-0最近話題になっている話です。

とあるTwitterユーザーが投稿した「“3.9+5.1=9.0”と書いた答案が減点されていた」という画像がこれです。

この問題の正解は小数点のない「9」というのが正解だが9.0が間違いというのはオカシイというわけです。

この件について脳科学者の茂木健一郎さんがブログに投稿したことでさらに議論が沸いているようです。

私の意見は明快です。

「9.0でも9でも数学的にはどちらも正解だが、算数的には0は付けないから減点されても文句は言えない。」です。

算数は「決まりを習う勉強」で数学は「その決まりを使った勉強」です。

小数点以下の0は付けないという決まりを守ることがその時点で習う「決まり」ですので、0を付けたら減点されて当たり前ということです。

みんな数学として考えるから議論百出するのであって、習った決まりを守るか守らないのかというだけのしょーもない話です。

何か納得できないという方がおられましたら次の問題を考えてください。

例えば「半径1cmの円の面積を求めなさい」という問題があったとします。

円の面積は 半径×半径×円周率 です。

数学では正解は「π㎠」ですが、小学校の算数でこれを書いたら×になります。

算数では「3.14㎠」が正解です。

ゆとり教育時代は円周率は3でしたから、正解は3㎠でした。

1/6+2/6=3/6では約分してないから×

1÷√2=1/√2は有理化してないから× というのと同じです。

脳の発達に合わせて習う難易度が違ってくるのが当たり前ですし、決まりをステップアップしながら都度教える必要があるのと同じだと思います。

この脳科学者は「小学校の算数にまかり通る奇習は、子どもたちへの虐待である」などとブログで書いていますが、こんな話を真剣に書くのはなんとも大人気ないように感じますが、脳科学者の脳は違うのでしょうね。

皆さまはどうお考えですか?

では、また。☆彡

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