皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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教師同士のイジメ?
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神戸市の小学校で耳を疑うような先生同士のいじめがあったそうな。
日頃『いじめはだめです』などと子供に偉そうに教えていた立場の者が聞くに堪えないようなことをしていたとは一体どういう事か。
イジメられていた20代の男性教師に全く問題が無かったのだろうか?と思う部分は多少あるが、私の推定する本質は違う。
加害者は30代から40代の先輩教師4人とのことだが、子供のいじめじゃあるまいし、思慮分別のつきそうな歳の人間がこんな行動に出るには理由があるはずだ。
一般論になるが、学校であれ企業であれ、組織の中で一番怖いのは“人事権者”である。
私も大企業やそれなりに大きなグループ組織の中で仕事をした経験があるからよくわかる。
皆、口では「会社のため一枚岩になって頑張ろう!」と調子よく言うが、見ているのは自分の人事権を持つ人間だけだ。
勤め人なら誰でも良い給料の貰える良いポストを目指すが、所詮それは人事権者の胸先三寸で決まる。
「日本はまだまだ年功序列だ」の「いやいや実力主義になってきた」だの言われるが、何も変わらないポイントが2つある。
1つは一度失敗してマイナスポイントが付けられてしまうとリベンジが利かないという点である。
もう1つは「出る杭は打たれる」という奴だ。
どっちにせよ一度エライ人に睨まれては出世の目は摘まれたも同然だ。
民間企業とは違い、実績評価の物差しがはっきりしない公務員の世界はなおさらだ。
いつもの私の無責任な推論で申し訳ないが、この方々の行動は、人事権者に“愛い奴”と思われる点で一致団結した結果と見る。
保護者や子供のショックは大きいだろうが、こんなのは氷山の一角で、大なり小なりあるものだ。
この際、こんなことはいつ自分たちの学校でも起こってもおかしくないとわきまえておいた方が良い。
先生同士のつまらない人間関係やら力関係にいちいち翻弄されていてはいけないし、過剰な期待も禁物である。
大人になってからの処世術はまたおりがあれば塾長が失敗談と一緒に教えてあげるとして、何があっても子供には、今やるべきことをキッチリとやり切るようにさせたい。
気分の悪いニュースを見てそう思う塾長であった。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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