皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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掟は自分で
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本当に明るい話題が無い中、残念なニュースがありました。

大関・朝乃山が場所前に相撲協会の決まりを破って、接待を伴う飲食店に通っていたことが文春砲に狙い撃ちされてしまったのです。

相撲協会の聴取では「事実無根」と嘘をついていたのがあだの追い打ちとなり、ついに休場となったということです。

朝乃山には富山県民からだけでなく大きな期待が寄せられていましたが、最近は序盤から負けが込むことが多く、テレビの解説者からも手厳しい言葉が出ていた矢先の出来事でした。

昨年の7月には阿炎(あび)という力士が同様の不祥事を起こし、引退は免れたものの、減俸、休場処分を受け、現役は続行したもののその後大きく地位を落とし、話題も上らないようになりました。

かつて孔子は「過ちて改めざる是を過ちという」と言いましたが、さすがに大関の地位にある人がこのような前例もあるのに、寛容な判断はできないように思います。

この件がこの後どうなるかは見守るとして、私たちが何を教訓として得るかです。

高い目標を達成するにはストイックな忍耐と努力が必要なわけですが、人は他人が決めて押し付けられた規則には反発したくなるものです。

キャバクラに行ってはいけないという法律はありませんし、「オレは大関だ。自分の金で行きたいところに行って何が悪い」という気持ちの緩みがあったのかもしれません。

勉強だって親から強要されると逆に反抗したくなるし、一度決めたルールを破ると、約束なんか最初から無かったのと同じになってしまいます。

やはり自分を律することができるのは自分だけであり、自分で自分に掟を課すしかありません。

掟なんていうと反社会的組織の暗黙の了解みたいなイメージがありますが、私は自分が自分に課す決まりはそのくらい厳しいものであるべきだと思います。

例えば、「塾には最低週3回行って最低2時間は勉強する」と自分で決め、何があっても実行するくらいの厳しさがないと目標が達成できるほど甘いものではありません。

「中間試験が終わったから」「遠足があったから」「運動会の練習で疲れたから」「今日は天気が悪いから」・・・・自分を甘やかす言い訳なんかいくらでもあります。

でも、そこを厳しく自分をコントロールできる人が最終的に目標を達成できるのです。

朝乃山ですが、再起して本物になるか、これで終わってしまうかの境目に立っていると思いますが、大関にまでなった力士です。

決してこれで終わらず期待に応えてもらえると信じたい塾長であります。

では、また。☆彡

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sawaki