皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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振袖レンタル事件に思う
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昨日8日は成人の日でした。
横浜市の着物の販売・レンタル業者から契約した新成人が申し込んだ着物が届かないといった被害が相次いだとのことです。
どうやら計画倒産らしいのですが、被害額は9000万円にものぼるそうです。
一生に一度の晴れ舞台で振り袖が着られず、お金も戻ってこないとなれば実に気の毒な話ですね。
私も県西部の大型ショッピングセンターに家内と行ったときにたくさんの晴れ着を着た新成人を見かけました。
皆、派手な振袖に白い羽毛のモワモワ(なんて言うのか知らない)を巻いた揃った格好をしていました。
不思議なのはあちこち数人で固まっているものの、てんでに手に持ったスマホをつまらなそうにいじっているだけで何を目的に集合し、これから何をするのかよくわかりません。
横浜の振袖のレンタル料金を見て驚きました。
私はそんなもん5、6万円かと思ってましたが、30万とか40万円というから驚きです。
一年に一回の式典でしか出ない回転率の悪い着物なら減価償却でそのくらいの料金になるのかもしれません。
いかに人生一回限りとは言うものの、久しぶりに友達と合ってファッションを披露し合えば用済みになってしまうようなものにそんなお金を出す意味があるのでしょうか。
私は幸いに娘はいませんが、今1歳と2歳の孫娘が成人式に「ジイちゃん、お金出して~」なんて言われたらどうするか考えました。
もちろん、その時に生きててお金があればの話ですが、私は「お祝いに海外旅行に行かせてやる。くだらない式典なんざ出んでも良いから、それで自分の見聞を広めてきなさい。」と言うかもしれません。
今年の大河ドラマは西郷隆盛です。
西郷隆盛は明治維新の立役者として有名ですが、私は彼の最後、つまりどうして彼ほどの男が西南戦争という旧薩摩藩の内輪揉め戦争に巻き込まれて死ななければならなかったのか?に注目しながら1年観てみたいと思っています。
西郷隆盛が中央政府に残らず、故郷鹿児島に戻った背景には、大久保利通や木戸孝允ら海外視察組との対立があったと言われます。
西郷隆盛は留守番役として日本に残っていたので生涯海外を見る機会がありませんでした。
西郷どんに一度でも海外の見聞があったなら、最後もまた違ったものになったのではないかと思います。
40万円あればヨーロッパなら1週間くらいはそこそこ色んなものを見てくることができるはずです。
20歳といえばまだまだ子供ですが、そんな感受性と将来性がある時だからこそ他国の文化に触れて自分の将来を考えなおす機会にしてもらいたいと思うのです。
もちろん両方できれば言うことありませんがね。
では、また。☆彡
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