皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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情熱と経験が大事
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お盆休みも明け夏期講習会も終盤戦に入りましたが、皆さんお盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は例年通り、帰省している息子一家、友人ら対応でバタバタ疲れた5日間でした。
幼稚園に行きだした孫が何故か虫採りをしたがったので、このクソ暑い中連日、虫捕り網と虫篭を持ってあちらこちらの公園に行かされたのには正直参りました。
でも、私の小さい頃の夏休みと言えばやっぱり網と篭を持って一日中、セミやらトンボやら追いかけまわしていたことを思えば別に不思議なことでもありません。
何十年ぶりの虫採りでしたが、昔の経験は体で覚えているもので、「昔取った杵柄」のおかげで色々なセミ、トンボ、バッタ、蝶などを童心に返って採ることが出来ました。
しかし公園に行ってもこんな格好で遊んでいる子供は一人もおらず、段々昭和の風景になってゆくのかと思えば寂しい限りです。
昔の経験と言えば、こんなすごいニュースがありました。
山口県周防大島町で3日間行方不明だった2歳の男の子が78才のボランティアに発見されたニュースです。
私も同じくらいの孫がいるので、遊びに連れてゆこうとした祖父の気持ちを考えると気が気ではありませんでした。
この尾畠春夫さんというオジサンは熊本地震や東日本大震災などの被災地でもボランティア活動を繰り返してきたベテランだそうで、今回も「必ず自分が見つける」という強い決意を両親に伝えて山に入った後わずか30分で発見したということです。
連日警察が捜索していたそうですが、160人もの警察たちは一体何をしとったんでしょうね。
この78歳が発見することができた理由を自分なりに考えました。
それは「上に登ろうとする子供特有の行動パターン」+「水を求める本能で沢の水辺にいる」ということを経験的に知って探した結果がドンピシャだったのです。
何よりこのオジサン「生きていることを前提」として探したのに対し、警察は生きていたらいるはずもないようなそこらの草むらや池の中を間抜けた顔して棒で突っ転がしていただけでした。
これはどう見ても「死んでいることを前提」としており、救助活動でも何でもありません。
体温を検知できるドローンとやらも使ったそうですが、この78歳には遥か遠く及ばない使い物にならない代物だったわけです。
このオジサン、65歳まで魚屋をしていて今は国民年金暮らしだそうです。
普通、自営業者は厚生年金には入れず、国民年金だけですが、満額でも月6万円足らずの額にしかなりません。
でもこの尾畠オジサン「人間有り余るお金は要らん。」とボランティア活動をしている姿は本当に尊敬に値します。
まさに情熱と経験が一人の子供の命を救ったわけであり、私たちもこのボランティアのおじさんに学ぶことは多いのではないでしょうか。
夏期講習最後の1週間が始まりました。
この時期はどうしてもダレる時期ですが、ここでしっかりと頑張った経験が後々生きてくるわけですから、気を抜かずに頑張りましょう。
久々に真に尊敬できる人に出会い、嬉しくなった塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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