皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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悔し涙をバネできる人になれ
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9日に福井で開かれた陸上の日本学生対校選手権男子100メートルで、東洋大の桐生祥秀が日本人で初めて10秒の壁を破る9秒98をマークしました。
陸上男子100メートルで人類が初めて9秒台に突入したのは、49年も前のことで、ようやく日本選手が9秒台に突入したことになりますが、これからの記録が楽しみですね。
日本選手が10秒の壁を破るのも近いと言われてきましたが、陸上界では実力を持った新人がどんどん出てきており、誰もが桐生選手が出すとは思っていなかったかもしれません。
桐生選手は4年前の高校3年生の時に10秒01の日本記録を出し、9秒台に最も近い選手として注目され続けてきましたが、最近は怪我などで思うような記録が出ない日が続いていました。
リオオリンピックではリレーで銀メダルを取ったものの、個人戦では3位での代表内定だったり、今年の6月の世界陸上でも個人戦の代表から外れるということもあり、少し期待が薄くなっていました。
桐生選手がこの大記録を出した陰には土江寛裕さんというコーチの存在があるといいます。
この土江コーチはアトランタ、アテネと2つのオリンピックに出場した選手で、親子同一種目でオリンピックに出場した日本選手権者は土江親子と室伏親子のみという経歴を持つ日本を代表する選手だそうです。
しかし土江選手は捲土重来を期したシドニーオリンピックへの出場を逃し、悔し涙を飲みます。
私たち凡人から見れば「2回もオリンピックの舞台に立てたのだから3回も出ようなんて欲張りだ」って思いますが、そういうものではないようです。
桐生選手ほどの選手に、悔しい思いをどうやって次の飛躍に結び付けるかを身を持った体験で教えることができるのは土江コーチしかいないのではないでしょうか。
人生、決して順風満帆なときばかりではありません。
悔し涙を流すこともありますが、その涙をバネに飛躍するためにはやっぱり自分の目標をしっかりと持つしかありません。
受験もスポーツと同じです。
高校受験で失敗してもまだ大学受験のチャンスがありますから、私は「高校受験が最終ゴールではない」と常日頃言っています。
でも仮に高校受験で失敗しても大学受験で栄光を掴むことができるのは、本当の悔し涙を流せるほど努力しないといけません。
桐生選手を見てつくづくそう感じる塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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