皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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心をブレさせないことが大事
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今年の全米オープンゴルフでは松山英樹が堂々2位になりました。
日本ではゴルフのメジャー大会では「マスターズ」が最高峰だと思われていますが、地元アメリカでは「US open」つまり全米オープンがなんたって断トツだそうです。
前日14位に後退し、普通なら集中力が途切れてしまいそうなところですが、最終日で8バーディー2ボギーの猛チャージで優勝がらみというところまで来たのには痺れました。
石川遼と大学の同級生ということもあり、人気では石川選手に劣るものの、成績は何もかもが歴代の日本人ゴルファーの上を行きます。
現在は松山英樹の世界ランキングが4位ですが、ベスト10入りを果たしたのは4年前の10月で、まだアマチュア時代でした。
過去に世界ランキングでベスト10に入った日本人男子選手はいわゆる「AON」、青木功、尾崎将司、中嶋常幸の3人しかいませんが、一番長くランクインしているのは松山選手なのです。
一体この若干23歳の若者のどこにそんな力の秘密があるのか不思議だと思いませんか?
スコアがいいということは「ショット、パットが正確」という一言なのですが、松山選手は全米選手の中で平均パット数は51位だし、フェアウエイキープ率だって88位で決して上手なわけではないのです。
よほどの飛ばし屋かというともっともっと飛ばし屋はたくさんいます。
親の育て方やコーチの指導に関心が行くところですが、私は本人の性格とも言える部分に目をつけました。
決して正確なショットをしているのではないのにスコアがまとまるということは、常に“心技体”が安定していると言えます。
どんな状況にあってもブレないで自分のゴルフをしているのです。
東北福祉大時代のゴルフ部の阿部靖彦監督は昔こう言っていました。
「英樹の性格を一言で言うと、天然です。のんびりした性格で、忘れ物をしたり、朝の集合時間に遅刻することは日常茶飯事です。ゴルフを離れたら、普通の大学生ですよ。ゴルフの練習だけでなく、人間形成もしていかなければいけない。将来的に活躍するには、まだまだ地道な努力が必要です。」と。
ゴルフの世界でなくても、私たちはつい、ミスをすると動揺してリカバリーしようと無理をしたり、普段と違うことをしようとしたり、落ち込んで集中力がさがってしまうことが多いものです。
でも日ごろのルーチンを忘れて、焦ってもいい結果になることはほとんどありません。
松山選手はミスショットをしても、図太い表情のままショットのテンポ、リズムはほとんど変わりません。
心をブラさず、自分のやり方、決めたことを落ち着いて淡々とできるかどうかなのです。
これは勉強だって同じです。
親御様の考え方も同じで、図太く忍耐強くあることが必要です。
子供の一挙手一投足や成績で神経質になって右往左往している方はいませんか?
では、また。☆彡
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