皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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富山にある震災の教訓
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九州熊本で大きな地震災害がありました。
被災された方々に心からお見舞い申し上げたいと思います。
九州は地震が少ないところで、私もかなり以前に玄界灘で起こった地震の記憶しかありません。
今回は地震学者も予想できなかったどころか、「前震の後が本震だった」とか役にも立たない後付の講釈ばかりしたり顔で垂れるだけです。
所詮、人知は自然にはかなわないということを前提にしないといけませんね。
今でも10万人以上の方が避難生活を送っているとのことですが、救援物資が届かないということが大きな問題になっています。
最低限ライフラインの確保が一番重要ですが、このような問題が起こるということは日頃のシミュレーションと準備が出来ていないかったという他ありません。
九州は阿蘇や桜島など火山噴火の備えは出来ていたかもしれませんが、不意を突かれた今回の地震は大きな教訓を残してくれたと言えます。
富山は幸いに自然災害の極めて少ない県です。
私たち富山県民はともすれば自然災害はテレビの中だけの世界だと錯覚してしまいそうなくらい安全ボケしてしまっているような気がします。
でも過去の記録を紐解けば富山も決して安全な場所とは言えません。
江戸末期の安政5年、跡津川断層を震源とした飛越地震では巨大規模の土石流が富山平野を埋め尽くしました。
今、同じような地震が発生すれば常願寺川流域は平均1mの土砂で埋まるという予想があります。
安政と言えば大老井伊直弼の安政の大獄が有名ですが、坂本龍馬ら幕末の志士が活躍した時代です。
明治維新の直前ですが、長い地球の歴史から見れば“つい今しがた”みたいなものです。
山室中学校校下にはいくつもの「安政の大転石」が残っています。
こんな家ほどもあるサイズの石が立山から無数に転がってきたのです。
ほとんどの石は破壊されて埋められたのですが、後世に教訓を残そうといくつか残されました。
このような災害をきっかけに子供たちの中に郷土の歴史や自然、防災などの関心を持つ者が現れてくれればいいなと思いました。
では、また。☆彡
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