富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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学費対策もお早めに
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今一つ盛り上がらない参議院選挙ですが、安倍総理が自民党のCMで、「幼稚園・保育園を無償化し、低所得家庭の子供たちの高等教育を無償化します。」と言っています。

安倍さんは待機児童問題とセットで幼児教育無償化をPRしているわけですが、幼稚園がそんなに高いとは思えません。

確かに外国に比べて日本の学費は高いと言われています。

北欧などでは教育費がほとんどかからない国もあるので、つい目が行きがちですが、そんな国は代わりに消費税がベラボーに高いんですよ。

要は教育費は個人が出すのか、税金で出すのかの議論であって、出さなければならないことには変わりありません。

日本人は最近「自己責任論」が好きですから、「自分の年金も、子供の教育費も自己責任で自分たちで準備しておきましょう」が馴染む気がします。

幼稚園無償化は結構ですが、教育費で本当にお金がかかるのが大学ということを忘れてはいけません。

大学に比べれば幼稚園の費用なんか屁みたいなものです。

大学の学費は今後は上昇間違いありません。

少子化が進めば大学も経営が困難になるので、生徒一人当たりの負担は増えることになるのは年金と同じ理屈です。

おまけに学生の取り合いで設備投資が増えることが学費の増加を加速します。

日本より何十年も早くこの流れを経験しているアメリカを見れば、将来の日本の大学の学費が分かります。

今でさえ借りた奨学金の返済に追われる可哀想な子供たちが増えています。

年金は減るは学費は上がるはでは、若い世代は本当に踏んだり蹴ったりです。

日本では国立大優位の傾向にありますが、アメリカは圧倒的に私立大学優位です。

日本の私立大の学費は安いところでは年間100~120万くらいですが、アメリカは200万円くらいは普通だそうです。

当然ですがアメリカと言えど裕福層ばかりではありません。

子供を大学に入れることが人生の一大事業であり、全財産を投げ売って子供に投資する人も少なくないんだそうです。

そんな親心を知る子供らが大学で頑張ってドリームを掴むわけですね。

日本では、子供が大学進学するまでに、初年度にかかる教育費を最低でも一人300万円くらいは貯金をしておくことが親の責任というのが経済評論家の意見です。

「とてもそんな責任は負えない」という方もおられるでしょう。

子供を大学へ行かせる必要はないのですが、将来、子供が「自分の人生みじめなのは大学に行かなかったからだ」と言って泣かせることだけはさせて欲しくありません。

学費対策も早め早めの対策が大事だと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

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sawaki