富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

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どうかお付き合いください。

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孤独を愛する人は強い
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先の参議院選挙中に安倍元総理が銃撃され亡くなると言う大変ショッキングな事件が起きました。

事件の背景には特定の宗教団体の存在があり、報道されている情報を見ると普段私たちがよく知らない価値観というか世界観が存在していることに驚かされます。

私が今回改めて感じたのは人が誰もが持つ悩みや将来の不安をどう考えて行けば良いのかという点でした。

人は弱いもので、誰もが大きな悩みや不安を抱えて生きており、その隙間を埋めるための手段探しに日々葛藤しているわけです。

悩みの大きな原因が「孤独」と言われます。

悩みを持つ人には悩みや価値観を共有する仲間が心強い存在です。

宗教であれママ友グループであれ、情報や意識を共有する人たちとの集団の中に身を置くと初めは心の安定を感じますが、同調行動を続けるうちに、次第に客観的な視点を失ってゆくか、疑問を持っても離脱することができない状況になってしまうことが怖いことです。

「孤独」という言葉には、ネガティブなイメージがつきまといますが、それは人は「孤独に陥らないよう努力しないといけない」と自らにプレッシャーをかけてしまうからではないでしょうか。

つまり、「孤独」が悪いのではなく、「孤独感」を感じることが問題なのです。

悪影響を及ぼす「孤独感」は、不安や恐怖心からひとりを選択する「有害な孤独」であるのに対し、健康的なひとりの時間を積極的に求めた結果としての「孤独」は多くのメリットをもたらします。

成功者とか大金持ちになる人の共通点の中に「孤独に強い」という条件がありますが、それは上手に健康的な孤独を生かせたからだと思います。

もし、自分が有害な孤独感が問題だと感じていたらこのポイントを良く考える必要がありそうです。

健康な孤独とは
1.社会的なプレッシャーから離れ
2.自分の価値観や興味を再認識し
3.自主性や選択力が強い
そんな状態であり、決してストレスを感じながら周囲に同調して仲間関係を維持する必要などないのです。

昔から他者との交流が多い人のほうが、より健康で長寿といわれていましたが、最近は交流が少ない人のほうが、積極的・自律的に自分の時間を持ち、自尊心を高め、他者との親近感を増すことによって、逆に孤独感を減少させることができるのだそうです。

子供の勉強も全く同じです。

優秀な成績で大学に進学してゆく生徒は、決して友達がいないストイックなガリ勉スタイルではありません。

たとえ一人ででも、天気が悪くても、気持ちが乗らなくても、自分で決めた通塾リズムを壊さず自立して学習を継続できる生徒です。

人は誰でも一人で生まれ一人で死んでいきます。

短く一回限りの人生、他人に振り回されて悩むほどつまらない話はありません。

しっかりと自分の道を自分らしく生きてゆこうではありませんか。

孤独を愛する人は強いと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

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sawaki