皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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子供に罰を与える効果はあるか
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少々前の話ですが、一人の生徒が中間試験の番数発表直後に「親から携帯の没収とテレビ禁止された」という話をしていたのが聞こえ悪い予感がしました。
親御様は常に右肩上がりの成績を期待するものですが、どんな子供でもアップダウンがあるものですし、私はもう少し長いスパンでの傾向を見ながら策を講じます。
携帯ゲーム中毒になっているこの生徒ですが、ゲームをしたから成績が下がったのではありません。
勉強量が足りなかったから成績が下がったのであり、携帯を取り上げることが成績アップになる道理はありません。
ゲーム中毒になるのは自己管理ができていないからです。
成績アップに必要な要素も自立した学習習慣=自己管理能力ですから管理すべき対象を無くすのはむしろ逆効果です。
子供の成績を上げたければ学習量を強制的に増やすか、自己管理能力をつけさせるしかないのですが、感情的な罰は何の意味もありません。
こういう親御様は必ず次に「こんな成績ではお金がもったいないから塾も辞めさせる」というプレッシャーにエスカレートします。
かくして悪い予感は的中するわけですが、塾を辞めさせても学習量はさらに減る悪循環に陥るだけで、未だにこの親御様は一体全体何をどうしたいのかサッパリ理解ができないままでした。
成績が悪いのは「携帯のせい」「学校のせい」「部活のせい」「友達のせい」「先生のせい」「塾のせい」と常に自分以外のもののせいにしてしまうのです。
子供の携帯を没収しておきながら自分は暇さえあればスマホをいじくり、子供にテレビを禁止しながら自分が見放題で子供の成績が優秀な人は私は未だかつて見たことがありません。
成績の上がる親御様の共通点は自分もストイックな生活を我慢し、自分を磨くために一緒に勉強する方です。
では学習量を強制的に増やし、自己管理能力をつけさせるためにどうしたらいいのか?です。
それを親御様に代わってお子様に身に付けるのが塾の仕事だと思っています。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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