皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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天の声を聞け
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2025年に紙幣のデザインが一新されます。

私が幼心によく覚えているのは板垣退助の100円札です。

五千円と一万円が聖徳太子でしたが、子どもには無縁なものでしたし、いつも五円か十円玉を持って駄菓子屋に走っていた自分にとっては特別な存在でした。

その板垣退助とは土佐藩士の勤王志士で、のちに自由民権運動の主導者として現代の民主政党の基礎を創った人です。

「広く会議を興し万機公論に決すべし」なんて有名な言葉ですね。

板垣退助は政敵も多く、明治15年に岐阜で遊説中に暴漢に刺されて負傷します。

刺されたその時に言ったとされるのが「板垣死すとも自由は死せず」という有名な言葉です。

当時の政界は乱世の時代であり、病院に担ぎ込まれた板垣を当時の県知事すら報復を恐れて見舞いをしませんでした。

しかし、明治天皇がお見舞いの勅使を送ったのです。

今も昔も天皇からすれば国民は全員平等であり、我が子同然ということです。

天皇陛下という存在は今も昔も日本の“権威”であり、象徴です。

権威と権力は違います。

家庭の財布を握り、家族を仕切る権力が奥様なら、子供が貰える部屋もなく、いつも隅っこで小さくなているご主人が持つのが権威だと言えばわかりやすいでしょう。

今日、宮内庁が「天皇陛下がオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大に繋がらないかご懸念されている」と発表しました。

事実上、天皇陛下がオリンピック開催中止について言及したと私は見ます。

今、日本はオリンピック開催やワクチン接種などに関して世論を二分する殺伐とした空気が流れています。

未来に行けるタイムマシンでもない限り、誰も分からず、結論の出ない不毛な議論を繰り返し、お互いを傷つけることばかりしている国民はいかに愚かなのでしょう。

オリンピックは中止になるでしょうが、天の声には誰も逆らえないのが日本人の心を取り戻すいい機会ではないかと思う塾長であります。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
6月26日 中学生一学期期末試験対策実施。

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