皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

どうかお付き合いください。

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大学共通テストに思う
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この土日に大学共通テストが実施され、茗溪進学会の高3生も受験しました。

例年、この時期は雪が降るのですが、今年は足元も良く順調に終わってなによりでした。

明日か明後日には自己採点結果で偏差値が出てくると思います。

受験する大学はその共通テストの結果次第という部分が大きく、本命を定めて頑張って来た受験生にとっては受験校を上げるにせよ下げるにせよ悩ましい時期になります。

古い話になりますが、私の大学受験は共通一次試験の前で、大学独自の一発入試を受けるスタイルでしたからいつになっても違和感があります。

今の中高生の親御さん世代は共通一次世代ではないかと思いますが、制度は変わってますが、基本的なものは変わらないので私よりは違和感がないと思いますが見直しを求める声は年々大きくなっています。

実際に共通テストの受験者数は減っています。

少子化に伴なう現役高校生の減少ということもありますが、私立大学側にも独自性を重視した試験で選抜したいという大学が増えてきている結果だと言われています。

特に景気後退の影響は大きく、授業料の値上げが続く中、地方では大学進学率が減少している背景があり、大学側も個性的な人材育成を目指す流れではないかと見ています。

この試験はグローバル社会の中で総合的な学力が求められるという建付けで始まったわけですが、実際社会が求められるのは専門分野に特化した人材であり、中途半端なマルチ人間の需要は減っているのです。

私はあまり好きなタイプの人ではありませんが、ひろゆきという人は「Fランク大学出身の人材にはずれはない」とさえ言っています。

要するに個性が重視される時代ということなのでしょう。

世界の大学ランキングを見ても日本の大学では東大の35位が最上位であり、これでは日本がかつての栄光を取り戻す日は遠いと思います。

元々高校で学習する内容は社会に出て使えるものはほぼないといって良い上に、共通テストは問題が多すぎて生徒の負担が大きいのが問題です。

日本という国は、一度決めたことをやめることが不得意な国民です。

合議制で決定したことを覆すことの責任を誰も取りたくないので、会社でも一度決めたことがやめられず、どんどん仕事が積みあがって効率が悪くなるのです。

私の親戚に小学校の先生がいますが、先生の業務がパンクするのは、昔決めたことを校長がやめようと言わないからだと本音で言っています。

少子化で学生一人一人の存在価値が上がってゆくことを見越して、自分の得意分野を伸ばすための大学選びとそれに向けての学習努力がこれからの時代に必要だと思います。

塾では大学別試験に向けて最後の追い込みに入りますが、今年も合格した子供と親御さんの嬉しい顔を見るのが楽しみな塾長であります。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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