皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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名選手名監督に非ず
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エンゼルスの大谷翔平が100年ぶりに二刀流で伝説の選手ベーブ・ルースを超えることができるかどうか話題になっています。
ベーブ・ルースが残した記録は1918年に残した11本塁打、投手で13勝というものです。
故障さえなければ十分達成可能な数字ですから、快挙達成を期待したいと思います。
この大谷翔平選手は小学生の時から恵まれた体格と才能がある、典型的な“エースで4番”だったわけですが、プロにはいってからも二刀流を続けた結果がこの記録挑戦につながったわけです。
プロ野球の解説者は異口同音に「打者か投手かどちらかに絞るべき」という声だったと思いますが、日本ハムの栗山監督は一貫して二刀流を否定せず、むしろ応援していたと言います。
大谷選手はもちろん立派ですが、私はこの栗山監督という人がどんな人かちょっと関心が湧きました。
栗山監督は高校野球でそこそこ活躍していましたが、教員を目指して東京学芸大学教育学部に進学します。
東京学芸大と言えばセンター得点率が75%以上の難関国立大です。
あまっちょろい勉強で合格できる大学ではありません。
学歴や職歴で人を判断してはいけませんが、私は「ただの野球小僧」程度かと思っていたので驚きです。
さらに驚きなのが大学進学後も野球を続け、プロ野球の入団テストをパスしてヤクルトスワローズに入団したことです。
怪我に泣くなどあまり選手としては長続きしませんでしたが、3割を超える打率やゴールデングラブ賞を取るなど選手としても立派です。
引退した後は野球解説者や大学教授もするなど実に多彩な顔を持っているわけです。
「名選手名監督に非ず」と言われますが、選手の気持ちなども含めて、多角的に選手を育成するために必要な能力が教員を目指して努力した受験や大学で学んだのだろうと私は思います。
子どもも“こうでなければならない”と画一的に決めつけるのではなく、個性や気持ちを尊重しつつ技術的にどのように指導すればいいのかという論理的な思考も客観的かつ総合的に必要だということの何よりの証拠だと思います。
大谷選手の大リーグでの活躍のニュースを見ながら、自分も子供たちの将来の一端をサポートする立場として栗山監督の考え方や指導方法をもう少し研究してみたいと思う塾長でありました。
では、また。☆彡
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