皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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共存の道
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オリンピックが終わり、テレビはコロナ関連ばかりに戻りました。

以前は「ワクチン打てばコロナ制圧できる」というムードでしたが最近は少し雰囲気が違ってきました。

ワクチン接種を先行した欧米諸国を見ても期待した効果が無く、逆に副作用などのデメリットが大きいという事がわかってきたことも背景にあると見ています。

私は元来「人間の浅知恵では所詮自然は絶対にコントロールできない」と思っています。

防疫に疲弊した海外ではウイルス共存論が基盤を広げているそうですし、日本もそろそろ根本的な姿勢転換が必要な時期に来たと見ています。

そもそも細菌やウイルスと人との関わりですが、私たちの回りには無数にいます。

暑い夏に海水浴に言った方もおられるかと思いますが、どれだけ綺麗に見える青い海でも実は無数の微生物や細菌、ウイルスがいるのです。

冒頭の写真は海水一滴を顕微鏡で見た写真ですが、こんなに多くの生物がいるのです。

もっと倍率を拡大すれば気持ち悪いほど細菌やウイルスが見えてくるのです。

海水浴をすればこんな水が目や耳に入り、時には飲み込んだりもしているのです。

私たち人間は地球上に暮らす動物の一因ですが、環境の変化によって感染症を媒介する動植物の数や分布は常に変化していることが感染症の原因と言われます。

人間は病原体対策のためにワクチンや抗生物質を開発しますが、相手も常に生き延びるために変化するので果てしないいたちごっこが続くわけです。

昔の人は「水清ければ魚棲まず」と謳ったのは、動物はウイルスも含む全ての生き物と共存することが大事という事を意味しています。

すなわち、きれいなことも大事ですが、ある程度汚れていないと逆に免疫力が落ちてしまうわけです。

自分は専門家でも何でもないのですが、自分が生まれ育ったお世辞も清潔だったとは言い難い昭和の環境と今の異常なほどの清潔さを求める暮らしと比べてみると、自然との共存という感覚とはかけ離れているように思えてなりません。

今後、日本が選択すべき道は、致し方ない多少の犠牲を少しでも救う努力をしながら、通常の生活に戻っていく努力です。

オリンピックを見てもコロナ対策を見ても私利私欲で歪んだ世相にしかみえませんが、これからの子供たちは自然との共存の中で繁栄と幸せに貢献できる人材に育って欲しいと願います。

海水の写真を見ながら生物の神秘を感じる塾長でありました。

では、また。☆彡

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