皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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兄弟は平等に
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スピードスケート女子団体パシュートで、日本が見事金メダルを獲得しました。
新聞を見ると見出しが『女子追い抜き「金」』とあります。
日本がオランダを追い抜いたから「追い抜き」かな?って思いましたが、そうではないみたいです。
“パシュート”(pursuit)というのは「追跡」という意味で、和訳の競技名が「追い抜き」となっているそうです。
今、高木姉妹の活躍が注目の的ですが、「性格もタイプも正反対」の姉妹がお互いに切磋琢磨して栄冠を掴んだわけです。
私が親ならメダルの色もさることながら、姉妹二人が最後に同じ表彰台に乗った姿が一番嬉しく感じるでしょう。
私は円満な兄弟関係は人生を楽しく過ごすために非常に重要だと考えています。
アスリートの世界ではありませんが、例えば二人兄弟いて、一方が優秀で高校、大学に行ったものの、もう片方が勉強嫌いで高卒で就職した。なんてパターンが私の回りにもいます。
要するに「足して2で割ったら丁度なのに・・」みたいな感じですね。
親とすれば「一人一人の考えを尊重した結果で、本人の自己責任です」と言いたいところでしょうが、これは「親の無責任」というのが私の考えです。
自分の経験ではこのような兄弟姉妹関係は長ずるに至って疎遠になり、場合によっては親も巻き込んだ険悪な関係になってしまうことも多いのです。
人間の感情で“ひがみ・嫉妬”ほど人間関係をこじらせるものはありません。
ただでさえ「兄弟は他人の始まり」なんて言いますし、どちらかがこんな感情を持って崩れた関係は親も修復できません。
世間を知らない子供の自己主張など、所詮は勉強したくない言い逃れに過ぎません。
大きくなって兄弟との差に気が付いても手遅れというものです。
やり場のない感情の矛先は必ず親に向かいます。
その時になって「あんたが選んだ道でしょう。」と言っても後の祭り。
兄弟姉妹のお子様がいるご父兄様は、どうかお子様には平等な機会を与えてあげてください。
そして、家庭でもできるだけ差が付かないように指導することが務めです。
一流と三流の二人より、たとえ二流であっても二人同じほうがよっぽど平和なのです。
仲良く表彰台に乗った姉妹の姿を見てしみじみそう感じた塾長なのでありました。
では、また。☆彡
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