皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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備えあれば患いなし
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台風15号で千葉の南房総の大停電が意外なほど長期化している。

電気や水、携帯電話は、あって当たり前だが、こういう時に、私たちがいかにどっぷりと文明に依存しているかが分かる。

東京電力は「被害の見込みが甘かった」と説明しているが、東電と取引ある会社に勤める知人が言う“本当のワケ”には少し考えさせられた。

通常、台風が来るときはあらかじめ被害を想定して作業員を待機させるのだが、今回、東電は作業員を待機させていなかったらしい。

「見込みが甘かった」との言い方は間違いではないが、「待機作業員の人件費をケチらざるを得ないほどの財政難が原因ではないか」と言うのだ。

そこに予想外の被害対応に人を集めようとしても、昨今の人手不足で急には集まらない。

確かに人を待機させるだけでも膨大な人件費がかかる。

原発事故以来、何が起こってもバッシングにさらされる東電の危機管理も限界だとすれば、千葉の人も東電も気の毒な話だ。

バハマではハリケーンの大きな被害がニュースがあるが、ハリケーン被害の多いアメリカ南部では、ハリケーンが近づくと住民はガソリンや水を備蓄して備える習慣がついているそうだ。

「備えあれば憂いなし」とはよく言ったもので、事が起こってから慌てても遅いということを教訓にしたい。

私たちは目の前に困ったことが起こらないとなかなか本気に行動はしないものである一方で、「羹に懲りてなますを吹く」ものだ。

勉強というのは言うなれば人生の備えである。

長ずるに至り「あの時もっと勉強しとけば良かった」とはおよそ世の中の人が思う事である。

未だ人生の危機に直面していない子供らには、人生の備えという概念は無い。

無いからこそ、大人がしっかりと伝えなければならないのだろう。

南房総の一日も早い復旧を願うと同時に、自然災害が少ない富山で災害ボケになっていないだろうかと考え直している塾長であった。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
9月21日(土)
山室中学生対象の定期考査対策特訓実施します。

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