皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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備えあれば患いなし
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昨日、大阪で大きな地震がありました。

23年前の阪神淡路大震災で大きな被害が出た教訓が生かされて、今回は人口密集地で揺れが非常に大きかった割には大きな被害が少なかったのは幸いでした。

「備えあれば患いなし」ということですね。

それでも、小学校のブロック塀が倒れてその小学校の女子児童が亡くなった事故は本当に心が痛みます。

日本の建築基準法は十勝沖地震、宮城県沖地震、阪神淡路大震災と、大きな地震が来るたびに見直されてきました。

私も実は建築士の資格はもっているので住宅の耐震基準はなんとなく知ってましたが、ブロック塀の基準まで厳しくなっていることは知りませんでした。

実は、最近、私の実家の隣の空き地に家が新築されることになり、そのことを知りました。

建築業者が家に来て「ブロック塀が現状のままでは確認申請が取れません。低くするか控え壁を追加するかですが。。」という相談でした。

写真にあるように人の背丈より低く、特に危険を感じたこともないので、この件は業者任せにしましたが、大阪で事故が起きたブロック塀は3.6mというとんでもなく高いものでした。

子供たちが通る通学路の脇に建つ刑務所みたいな塀に、日ごろ誰もが恐怖心を持っていたようです。

そう感じていた人にすれば「起きるべくして起きた事故」ということでしょう。

民間の業者が建てる家は厳格に法律で縛りながら、こんな違法建築をこともあろうに小学校で野放しにしていたということは、行政の失態という他ありません。

総理は緊急に全国の学校の点検を命じたそうですが、将来ある子供が命を落とすような事が起きなければ、気が付かないとはあまりにも遅きに失した話です。

「備えあれば患いなし」の“備え”とは何でしょうか。

全く予期しない危険は手が打てませんが、気が付いているものがあるとしたら、問題を先送りにしないで、できることから順に実行することではないでしょうか。

さて中学校は今週から期末試験週間に入りました。

部活動も休みになるので、学校から直行で塾に来て勉強する中学生で急に忙しくなりました。

特に内申書の対象が始まる中2の生徒たちはとても熱心に取り組んでくれています。

まだ受験までは時間がありますが、「まだまだ周りが油断している今のうちに頑張っていいいいポジションを確保しておこう!」という発破が効いてきたみたいです。

特に先の中間試験で良い結果だった生徒らの意識づけが出来てきたようです。

やっぱりモチベーションは大事ですね。

事が起こってから慌てても後の祭りですし、直前になって慌ててても手遅れということは防災も勉強も何でも同じです。

痛ましい事故の報道を聞いて日ごろの備えの大切さをつくづく思う塾長なのでありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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