皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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修学旅行に思う
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地元山室中の中3は今日から三日間の修学旅行です。
沢山学び、楽しい旅行になることに期待したい・・と言いたいところですが、子供らの表情を見ている限り、それほど楽しみではない子供が多いのに驚きます。
最近、修学旅行に行きたくないという子供は実際に多いようで、その一番の理由が「班単位の行動」です。
要するに学校側が何らかの理由(ここが一番の問題)で決めた班単位で、あらかじめ決めた計画通りにまとまって行動させられるのが、つまらない・苦痛と感じる理由です。
人間関係は大人も子供も同じです。
ソリの合わない連中だった場合、一日行動を共にするのは苦痛というものです。
しかもお菓子も携帯も禁止とのことです。
生徒の一人が「なぜ持ってきてはいけないのか?」と先生に質問したそうです。
先生は「持ってこなければいけない合理的な理由を説明しなさい。」と宣ったそうです。
修学旅行が授業の一環だと言いたいのであれば、保護者に旅費を負担させる合理的な理由をまず説明してもらいたいものですね。
令和になって昭和の話をするのは時代錯誤と言われそうですが、私らの修学旅行は一味違いました。
バスや電車の中では先生も一緒になってお菓子を食べながらトランプなんかをしましたし、宿では恒例の「枕投げ大会」で大騒ぎし、中には女子の大浴場を壁伝いに覗きに行こうとして大目玉を食らっていた猛者もいました。
日中の行動だって自由そのものです。
奈良に行ったときなど、東大寺の門に入ったところで、「ハイ。3時間後に春日大社前で集合。解散!」とだけ告げられたただけで、その間は各自好きな友達同士で自由行動です。
行先を何ヵ所かにバラして、班単位の行動にするのは、生徒らを分断してイジメ問題が表面化しないような学校側の苦肉の対策なのでしょうが、これでは本当の自主性を育てることにはなりません。
私は建前なんかくそくらえ。修学旅行は思い出作りの息抜きの場であるべきだと思います。
形骸化した学校行事をすることが目的ならいかがなものかと考えざるをえません。
そうは言っても令和の修学旅行は令和流に従うしかありません。
「行きたくないなら行かせなくてもいい」という親もいると思いますが、逆にそれでは子供のわがままを助長するだけです。
つまらない修学旅行だとしても、その中で子供らが何かを得てくれればそれで行く価値があるとするしかありません。
それにしても真夜中まで枕投げをして大騒ぎしていたのが何とも懐かしい塾長でありました。
では、また。☆彡
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