皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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低CQが招いた悲劇か
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バングラデシュの首都ダッカで武装勢力が飲食店を襲撃し、日本人7人を含む外国人20人が死亡する事件が発生しました。
バングラデシュに対する政府開発援助ODAの額は2013年度は4億3500万ドルと世界一で、非常に親日的な国だっただけに本当に残念な事件です。
先日、「少子高齢化で疲弊する日本の若者は世界に通用するグローバル人材を目指そう」という主旨のブログを書いたばかりですのでショックです。
世界には飢えや貧困に苦しみ、教育や医療を満足に受けられない人々は,世界人口の8割以上を占めています。
地域紛争に加え、環境問題や自然災害など途上国の発展に対する日本の援助の期待は大きいだけにこれからどのように安全を確保するかが大きな課題となります。
今回の事件の真相は次第に明らかにされてゆくでしょうが、私が着目しているのはこの事件が発生した時間と場所です。およそ現地の人がいくことはないであろういかにも高級そうなレストランです。
空港や仕事先で起こったとすれば仕方がない面はありますが、今回犯人は明らかにしかるべき立場の外国人が集まる場所を計画的に襲撃しています。
海外に暮らす日本人は世界に120万人ほどいるそうです。
日本人は異国の文化に適応できる能力である「文化適応指数CQ」が世界一低い国民なので、海外では仕事以外はいつも日本人同士で群れているのが特長です。
住むエリアも食事するのも、週末のゴルフも日本人同士で群れており、それは人呼んで「日本人村」と言うそうです。
今回8人の日本人がどのような経緯でその時間にそこに集まったのかは分かりませんが、私はなんとなく典型的な「日本人村」だったように見えてしかたないのです。
危険なイスラム原理主義に染まった集団が、豊かで自由な生活を謳歌する外国人を標的に選ぶとしたらこれほど格好のターゲットはいません。
ジモピーが集まるダウンタウンの屋台で食事をするのはそれはそれで別のリスクがあるでしょうが、少なくとも群れていれば安全とは言えないことは間違いないようです。
いずれにしてもこのような事件がグローバル人材を目指す障害にならないことを祈るばかりです。
では、また。☆彡
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