皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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争わない生き方
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年末年始から日産の元会長ゴーンの逃亡、イランとアメリカの衝突など大きな話題が続いてます。

両方の事件に共通するのは「権利争い」です。

ゴーン事件の本質は日産とルノーの経営主導権争いだし、イラン問題は中東の軍事覇権と石油の利権争いです。

私は人間の本質を知るいい機会と思って見ています。

その日産自動車ですが、2年前の「ゴーンショック」以降、業績は低迷したままです。

権力闘争で勝った経営陣も不正問題などで1カ月足らずで退陣し、株主のルノーとの関係も依然不透明です。

口では立派な事を言っても経営のことなど何も考えていなかった証拠ですね。

コップの中の争いは私たち消費者には関心がありません。

市場はいい車を作る信頼できる会社かどうかしか見ていません。

こんな当たり前のことをなおざりにするような者には経営者の資格はないというのが私の考えです。

私は19歳で車の運転免許を取ってから初めて乗ったのがトヨタセリカGTV、2代目は日産スカイラインGTという車でした。

若い人はわからないでしょうがスカイラインは「ケンとメリーのスカG」ってやつでした。

貧乏学生だったのでポンコツでも動けばいいので、安い中古車を探し回って手に入れました。

嬉しくて一日中アパートの駐車場で車を磨いていたものです。

「走る楽しさ」を求める人に夢と希望を与えてくれる車づくり・車選びの良い時代だったと懐かしく思います。

あれから40年。

若い人の車ばなれが進み、道行く車も様変わりしました。

日産のスカイラインは今でも存在しますが、ぱっと顔が出てくる方はほとんどいないでしょう。

それだけメーカーの車づくりのアイデンティティが失われてしまった証拠です。

かたやトヨタは3月の連結決算で2兆6000億円の利益を見込む好調ぶりです。

中東情勢にせよ、日産にせよ、争いは何の利益も生まないということがよく分かります。

立場の優位を盾に、意見を違とする者や利益相反する者を排除しようとする人はどこにでもいるものです。

そういう心の醜いバカと争って得することはありません。

負けるが勝ちと心得、エネルギーは自分を磨きながら我が道を進む努力に使いましょう。

ゴーンとトランプ大統領の顔を見ながら改めてそう思う塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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