皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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中学2年生が人生のカギ!
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先日の毎日新聞に非常に興味深い記事が出ていました。
「学習への取り組みは中2がカギ」と題した小さな記事です。
ざっと要約すると以下の内容です。
東大社会科学研究所とベネッセHDの共同研究で、小1~高3までの21,000組の親子へ学習実態調査を実施した結果です。
子供の変化を見ると、中2の約半数、高1の6割が前年より学習時間を減らしているそうです。
また、「勉強が嫌い」とするのは小学生は2~3割にとどまるものの、小6から急増し、ピークとなる中2では6割に達するなど、「中2問題」が浮き彫りになる結果となったそうです。
一方で、中学入学以来勉強が「好き」になった子は学習時間が増加し、成績も上昇する傾向がはっきりしているということです。
この時期は新しいことを知ることが嬉しく、希望校に進みたいなどの動機づけから学習意欲を高めるなどの特徴があるという結論でした。
私に言わせれば“何をいまさら”ですが、私ごときが下手なことを言うより東大の研究論文のほうが説得力があるでしょうから紹介した次第です。
私は常日頃、中学生のご父兄様には「中3になってから焦っても成績改善には厳しい子が多い。塾に通わせるなら中2がラストチャンスです。」と申し上げています。
確かに高校入試に一番よく出題される範囲が中2の内容と言われるように、中2の勉強は難易度が急に上がります。
私は「中2問題」はそれに加え、子供の勉強の価値観や人生観が形成される時期と深い関係があるように思います。
長年子供を見ていると分かることですが、14歳という年齢が精神的・肉体的に子供と大人の境目になるようで、ちょうどこの時期に学習への取り組みについての価値観がその後の人生を決めてしまうようです。
いずれにせよ勉強が「好き」になるか「嫌い」なるか中2で決まることははっきりしている以上、迷っている暇はありません。
中2のお子様をお持ちのご父兄様でこの記事に何か心当たりを感じた方はラッキーですよ。
まだ間に合います。でも今がラストチャンスと思ってください。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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