皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

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中学の格付け?
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昨日、富山市教育委員会が来年度の中学校の校区外通学受け入れ枠を発表しました。

校区外通学は住所で定められている中学校以外に通学できる制度ですが、私は毎年これを「中学校別の通知表」と見ています。

校区外の中学に通学を希望する人たちの理由は個別には様々でしょうが、概ね、勉強するのに良好な環境を提供している中学の人気が高いようです。

人気の高い学校と上位高校への進学率がほぼ一致しており、ある意味、中学の格付けのバロメーターとも言えるかもしれません。

昔からの学校の風土や文化に加え、一番大事な学校側つまり先生方の考え方や姿勢が現れているような気がします。

市内中心部の中学を希望者順に並べると以下の順になります。

東部 51
芝園 41
奥田 28
堀川 25
大泉 21
南部 15
新庄 5
山室 3
藤ノ木 0

毎年申し上げていることですが、これをどう読むかが大事です。

下位の中学にお子様を通わせておられるご父兄は、いい機会ですから少しお考え頂くことをお勧めしたいと思います。

中教研試験では学校間のレベルを把握し、高校受験の際の内申点の補正に使用するのですが、下位の学校ほどマイナスの補正となりますから、下位の高校ほど同じ通知表の素点でも受験では不利になります。

特に心配なのは下位の3校です。

持って生まれた子どもの頭脳は同じはずですが、環境によって結果が大きく違ってくるのです。

心当たりのある場合は早目に何か手を打ったほうが良いかもしれません。

「塾に行かせましょう」みたいな話になってしまいますが、それだけにはないにせよ、そういう選択肢はあるでしょう。

塾という切り口で見ると、上位中学の回りは塾も選択肢が多く、逆に下位の中学界隈にはあまり良い塾が少ない環境にあるように見えるのは私の気のせいでしょうか。

こんなことを言うと「ワースト2の中学の傍でやっている塾長が何を言うか?」とお叱りを受けそうですが、これを見て改めて気を引き締めたいと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

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