皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

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一歩先を見よう
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コロナで世界中が未曽有の状況になっています。

当初は「致死率が低い」とか「持病のある高齢者以外は軽症」と言われて、楽観視してた人も多かったのではないでしょうか。

しかしここに来て、有名人が感染したと聞いたり、若い人が辛い病状を訴える動画を見たりすると他人ごとではないと恐ろしく感じます。

今朝の新聞では「ワクチン投与まで終息はない。開発には早くても5年」とありました。

仮にワクチンが開発されても世界の76億人に行き渡るにはどのくらいかかるでしょうか。

街でマスクを相変わらず見かけないことから見ても、相当時間がかかるのは容易に想像できます。

マスクメーカーが増産しても街で見ない理由は明快です。

流通過程で横に流れて行ってしまうからです。

ドラッグストアやホームセンターなど大手チェーンは販売力がある分、購買金額は叩いて安く仕入れるのが普通ですから卸商社は少しでも高く買ってくれるところに売るわけです。

海外の商人は必死になって性能の良い日本製マスクのサプライヤーを探して札束を手に商談していると聞きます。

独禁法という法律がある以上、コントロールできないので一般ピーポーが苦労せずにマスクを手にできるようになるのは当分先だと思います。

ワクチンも同じかもしれません。

そんな最悪の状況も見据え、何を備えるべきか一人一人が自分なりに考える必要がありそうです。

私は不要不急の“3密”を避ける以外、特別なことはしてませんが、1つあるとしたら家の古いエアコンを1台取り替えました。

トイレやキッチンなど住宅設備機器の納品が遅れ、新築の引き渡しが出来ない物件が増えていたり、自動車が作れず、ラインを止めたりするメーカーもあるそうですが、家電商品も中国依存度が非常に高い商品です。

人は肌で実感しないと行動しない動物です。

この夏、もし2年前のような猛暑になってからエアコンをつけようと思っても「お店に無い」なんてことになったら大変です。

マスクは手作りできてもエアコンは作れません。

特に外出自粛でじっと巣籠りしている高齢者にとって怖いのはコロナより熱中症になると見ます。

人間は危機が迫りつつあるにもかかわらず、環境適応能力を持つため、周囲の変化を受け入れてしまう傾向があります。

いわゆる「ゆでガエルの法則」ってやつです。

ゆでガエルの一方で、パニックになると無駄なトイレットペーパーの買い占めに走るのも人間です。

一歩か二歩、少し先を読んだ上で、どうせ必要なものなら、早めに備えておくのが自分たちが出来る無駄のない危機管理と言えるのではないでしょうか。

こういう話は“煽り”なんて言われそうですが、勉強だって同じです。

どうせしないといけないのが勉強です。

休校に乗じて遊び呆け癖が抜けていない人はいませんか?

お得意の「しばらく様子を見てから・・」なんて問題を先送りにしている方はいませんか?

こんな時だからこそ一歩先を見てほしいと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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