皆さんこんにちは。富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

どうかお付き合いください。

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フクロウに学ぶ
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新しい年は豪雪の幕開けとなりました。

小中学校が今週一杯休校となりましたが、コロナ騒ぎもあって、中学校ではかれこれ1ヵ月近く授業らしい授業をしていないことになります。

仕方がないと言えば仕方がないのかもしれませんが、子供、特に受験生を持つ親御さんにとっては大変不安だと思います。

こんなとき塾は最後の砦の役割があるので、時間短縮しながらも今日から開校することとしました。

それにしてもサンパチ豪雪の記憶がある私ら世代ですら、これほどの豪雪は初めてかもしれません。

コロナ禍も加え、未曽有の事態に混乱してしまいます。

地球温暖化で雪は少なくなったという理屈も吹っ飛んでしまいます。

後付けだったら何でも理屈はつくのでしょうが、実は後出しじゃんけんみたいは考え方も実はありなのです。

地球温暖化もコロナも今の科学で正しいとされていることが、本当の真実かどうかわかるのはずっと後なのです。

例えば、天動説を唱えたのが、イタリアの物理学者ガリレオですが、16世紀でも地球が宇宙の中心となって天が回っていると信じられていたのです。

その時正しいと信じられていることもほとんどが間違いだったのが人間の歴史です。

その理由ですが、人は真実、つまり正しいと判断するのは詰まるところ、自分の五感です。

五感というのは種の保存に必要な能力であって、世の真理までは解る能力ではないのです。

「ミネルヴァのフクロウ」という話があります。

ミネルヴァはローマ神話に出てくる学問の神で、お供にしているフクロウは、知恵の象徴です。

「ミネルヴァのフクロウは日暮れて飛び立つ」という有名なフレーズがあります。

意味は、「何かが終わる時に、ミネルヴァははじめてフクロウを放ち、大きな目で観察させて真実を知った。」という意味です。

慌てて朝飛び立つ者は三分の一も生き残れなかった過酷な時代の神話です。

なまじ中途半端に真実を知ったつもりになってジタバタしてはいけないし、個人の考えが、あたかも真実、つまり正しいことと考えてしまうことが傲慢さであるという戒めです。

人間関係をこじらせたり、いさかいを起こすのも、自分の考えこそが正しいという傲慢さにあると言われます。

こんな混乱した時代こそ、落ち着いてフクロウのような大きな目で観察し、自分の目標に向けて一生懸命地道な努力を続けることが時代を生き抜く知恵ではないかと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

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