富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

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スマホは賢く
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文部科学省が小6と中3を対象にした今年度の全国学力調査の結果を公表し、理科の正答率が悪化したことを発表しました。

学校での指導要領の求める内容に十分対応できていないということですが、コロナで学校での実験の授業が十分できなかったことに加え、スマホの使い過ぎが指摘されています。

今の時代、子供にスマホを買い与えるか否かの議論は昔の話となり、中学生では持っていない子供はほぼいないのではないかと思います。

スマホのメリットとデメリットはそれぞれ多いのですが、これからの時代、スマホなしで生活は出来ませんし、ただでさえ日本はデジタル化が遅れているわけですから私はむしろ子供には持たせて使い方を考えさせるトレーニングが必要だと思います。

スマホとは携帯電話付きのパソコンですから、それ一つあれば世界中の無尽蔵というべきあらゆる情報が手に入ります。

ゲームと友達とのコミュニケーション、エンターテイメント系のYouTubeくらいしか見ていなければそれこそ「宝の持ち腐れ」というものです。

スマホは使い方ひとつでバカにも天才にもなれるツールです。

理科の話に戻りますが、私はガチガチの理系人間なので分かるのですが、理科は理屈が分かれば面白い教科です。

中学生の理科では気象や天体の分野が苦手な生徒が多いものです。

大人になっても「飽和水蒸気量と気温の関係」とか「月の見え方と時刻や方角の関係」とか聞いただけで「ムリ」と思ってしまう人も多いでしょうが、理解するのに必要な理屈は単純なものです。

教科が苦手になる理由に「先生が嫌いだから」「先生が何を言っているのかわからないから」という言い方をする生徒は多いのですが、要するにその先生が子供らが理解しやすい説明をしていないのです。

不幸にしてそんな能力が低い教師のせいで理解できないままではいつまでたっても点数は上がりませんし段々嫌いになってしまうのが理科という教科です。

もし理解が不十分な分野があってもスマホ一台あればあらゆるコンテンツでカバーしてくれるのですから、使わない手はありません。

日本は30年前に世界の競争力が1,2位を争う国でしたが最近は40位くらいまで低下している最大の原因はモノづくりの技術で支えていた第2次産業の経済が第3次産業にシフトしていったからだと見ています。

乱暴な言い方をすればバブル経済で調子に乗って地味な理系より華やかな文系偏重の社会になっていったのが今日の衰退と私は見ています。

モノづくり大国の日本を象徴する自動車メーカーのトヨタですら半導体不足など以前は考えられないような理由で新車が作れず、人気車種は何年も納車待ちという情けない状態です。

経済は大きな波で動きますから日本は再びモノづくり大国として復活するしかないのですが、そのためにもこれからは理系技術系が大事な時代です。

日本の復活を担う人材になるためにも賢くスマホを使いこなして不得意な教科をカバーしてもらいたいと願う塾長であります。

では、また。☆彡

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sawaki