皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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スマホの本当の危なさ
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先日、文科省が今まで禁止だった中学生のスマホの学校持ち込みを認めることにしたそうです。
私が見た感じでは中学生の7~8割は既にスマホを持っています。
防犯など緊急時や父兄との連絡など必要性から、様々なリスクを差し引いてもメリットが残る判断だと思いますが、必然の流れのように感じます。
政府お得意の「有識者会議」ではスマホの学校持ち込みを懸念視する意見が過半だったそうですが、それは何かあった時の責任回避でしかないかもしれません。
そもそも学校に持ち込みを禁止したところでSNSのトラブルなど防ぎようがありません。
スマホを持つことによるゲーム依存や対人トラブルの心配は尽きませんが、そんな問題は使い方次第でいくらでもコントロールできる問題です。
料理に使う包丁だって武器になるのと同じです。
教育の観点からWithコロナと同時に、Withスマホの時代をどう指導してゆくかが重要です。
ところで、私は最近の一連のコロナ報道で別のスマホの危険性を感じます。
スマホには位置情報を発信する仕組みがあって、国民監視の重要なツールに利用している国家もあるそうです。
気が付かないうちに自分の行動が全て丸見えになっているわけで、そのデータがどこで誰が見ているかはブラックボックスです。
社会が不安定になると権力がのさばり、弱者が強者に支配される傾向が強まると言われます。
未だコロナの終息が見えず、自然災害が頻発するこの先、社会がどのようになるかを読む必要がありそうです。
人権の自由度が拘束されてゆく社会に向かうとすれば、そんな危険性も子供らには合わせて教育すべきではないでしょうか。
いずれにせよスマホべったりの本当の怖さは、ゲーム依存症のレベルではないような気がします。
あなたがいつどこで何を買い、どこへ誰と行き、誰とどんなコミュニケーションをしたかなど本来守られるべきプライバシーが丸裸状態にあることをこの際心しておきたいと思います。
スマホも電源を切っておけば心配はないのですが、充電切れが心配でならない人は既に巨大権力に洗脳され、監視下にあるのかもしれないと妄想してしまいます。
それは杞憂と思うことにして、つくづく日本に生まれた有難さを感じた塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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