皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

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コロナ学力格差を防ぐ方法
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新型コロナウイルス感染症が広がる中、富山市の小中高校が休校措置となっています。

休校は、事実上ゴールデンウイーク明けまで続くわけですが、再開したところでいつ休校になるかもわかりません。

生徒も父兄も真剣に長期戦覚悟で臨む必要がありそうですね。

この状況で保護者の不安が増大しているのが子供の勉強不足です。

親としては家でしっかり勉強して欲しいでしょうが、期待出来ません。

長年塾をしてきた経験上はっきり言いますが、自立して家庭学習できる子供はほぼいません。

ゲームやテレビ、友人の勧誘に負けるし、モチベーションも持たないし、第一何をしていいかわからないのです。

ただでさえ心が不安定になりやすいのに、「勉強しろ」と親がやかましく言ったところで反発されるだけです。

塾だと先生に「これをやりなさい」「もう一度この問題を解いてみなさい」というやかましく指示が飛びますし、周りも勉強しているから大人しく勉強するしかないわけです。

言われないとやれないのは大人も同じです。

仕事が出来る人は自分で仕事を創るなどと言われますが、普通の人は上から指示を受けないと何をしていいか分からないものです。

何か手を打たなければ学力格差が広がる一方です。

そんな中、最近は日本の大学でオンライン授業の導入が進んでいます。

Zoomとかの会議システムを使って、感染予防をしながら講義を自宅で受けるわけですが、欧米の先進国では当たり前になっています。

私は8年前の映像授業の仕組みを導入しましたが、導入当時は本当に不安でした。

東進スクールのように高校生向けの映像授業の塾はありましたが、中学生対象に映像授業を取り入れている塾はほとんどなかった時代です。

しかし、ある時「これからの塾はICTとヒューマンタッチの融合だ」という天の声を聞いて舵を切りました。

時代に合わせて勉強の方法も進化するのが当たり前の話であり、学校現場もこの方向で進化が続くことでしょう。

茗溪進学会では、学校が休校中は中高生に対して、塾で使っている映像授業を自宅でもオンデマンドで視聴できるように教材配信会社とタイアップして即日対応しました。

しかしこれで安心できない大きな問題が残ります。

それは冒頭でも言いました、「基本的に子供は家で勉強しない」ということです。

オンライン授業と言っても所詮それはツールの一つに過ぎません。

参考書や問題集を買い与えるのと本質的な差はないのです。

どれだけハイスペックな電子デバイスやWi-Fi環境を整えたところでやらなければ宝の持ち腐れとなります。

やっぱり“ヒューマンタッチによる進捗管理と指示、質問対応”が欠かせないのです。

大学の講義と違って中高生の勉強はオンライン授業だけで完結するものではありませんから、この不足する部分は最小限のスクーリングが必要です。

最近はテレビ新聞でもオンライン授業を進めている教育現場のニュースをよく見かけます。

しかし私の経験で言えば、今まで黒板の前でチョークの粉にまみれることが塾の指導だと信じて疑わない塾が、にわかに導入したところでとてもじゃありませんが、パフォーマンスの良い指導ができるものではありません。

私も過去に様々なオンライン教材を使い、試行錯誤を重ねて来た経験から来る自負があるから言えるわけです。

いたずらに脅すわけではありませんが、今のコロナが終息しても同じような事が起こるかもしれませんし、自然災害の多い国であることも考慮する必要があります。

これからの不透明な時代に勝ち残る子どもの学習を保障することができるのは、やはりオンライン授業×ヒューマンタッチしかないと改めて強く思う塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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sawaki