皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

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アフターコロナと幸せの絶対条件
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先日、街でばったりと元塾生に合いました。

つい先日まで中学生だったのが、すっかり大きくなって、聞けばもう大学4年になっていました。

既に第一希望の企業から内定をもらったそうです。

「大学は春からオンライン講義だけで、全然行く機会もないのが不満です。」とか言いつつも、既に来年からの社会人生活を見ていたのでしょう。

嬉しそうに見えたので私も一安心でした。

リクルート社の調査では、来年春に卒業予定の大学生の就職内定率は、現時点で73%だそうで、例年に比べて10ポイント以上低いそうです。

新型コロナウイルスの影響で採用活動が遅れていると言われますが、実際は企業側が採用を手控えているので、最終的にはかなりの人数の学生が就職浪人になるか、本意ではない企業に行かざるを得ないことになるのではないでしょうか。

思い出せば就職氷河期の時代に大学を卒業した団塊ジュニア世代の現在40歳代の人は、非正規雇用が多く、その数は約1700万人にも上ります。

安定した生活が出来ず、高齢になったときの頼みの年金も見込みが立たない人です。

テレビでは「ポケットには百円玉数個しかなく今晩寝る場所もない。」なんて言っている若者を見ます。

自分の身の回りにはこういう人がいないので実感が沸きませんが、これが現実です。

コロナで大学が閉鎖されたまま高額な授業料だけを請求されることの理不尽さが社会問題化しつつありますが、だからと言って大学を退学したところで何がどうなるわけでもありません。

どこまでも社会は冷徹なのです。

再び就職氷河期どころかホームレスの若者が溢れるような時代になるかもしれないのです。

不透明な時代だからこそ社会がきちんと評価する大学を卒業しておくことが、たとえそれが平凡なものであっても、生活してゆくうえでの不可欠な条件だと強く感じます。

コロナのせいで私たちの生活様式だけでなく、消費に関する価値観や行動パターンがシュリンクする方向に一変しました。

統計では子どもへの投資もダウンサイジングしていますが、それでいいのでしょうか。

子どもの将来を幸せなものにするためもコロナは逆にチャンスと捉えるべきです。

あなたが、私の立場だったとして、出会った元塾生に一言声を掛けるとしたら何と言いますか?

私は最後に「せっかくいい会社の内定を勝ち取ったのだから、単位は落とさず卒業だけはちゃんとしなさい。」と言いました。

でも本当は「こんな立派になるまでちゃんと支えてくれた親に感謝を忘れてはいけませんよ。」と言いたかった塾長でありました。

では、また。☆彡

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