皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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もっと強みを生かす作戦を
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辛坊治郎さんが新聞で「オリンピックは民族別身体能力の優劣競争で、延長線上には民族間の知的能力の優劣をつけるナチス以来の絶対的タブー思考に通じる危険性がある」というコラムを書いていました。
しかし結論として「最も身体能力の差が出る陸上短距離で日本がリレーで銀メダルを取ったことは一服の清涼剤だった」とあったので少し安心しました。
男子400mリレーでは一人一人の選手は誰も短距離走では決勝進出できないほど居並ぶ外国人選手には身体能力では劣っていましたが、バトンタッチの技術で見事銀メダルを獲得したわけです。
「芸術的なほど緻密」と言われたバトンタッチで0.15秒の差をつけることができるそうです。
100m10秒で走る人は0.15秒で何メートル進みますか?
簡単な算数の計算ですが、正解は1.5mです。
100分の一秒を競う世界でこの距離は無茶苦茶大きいですね。
日本は自分たちの弱みをカバーするために磨いた強みがバトンタッチだったわけです。
受験を見てもやはり自分の強みを持っている生徒が有利です。
特に大学受験ではその傾向は顕著になります。
手前味噌な話ですが、私は英語と化学が大の苦手で大学受験の最後は物理一本に絞ってどんな問題が出ても完璧に解けることを目指して勉強する作戦を取りました。
「理科系では英語で大きな差がつかない。問題数が少なく大問1つで何十点も差がつけられる得意の物理を磨け」と高校の先生に言われたことが結果的に功を奏しました。
私たちはどうしても「強みを磨く」というより「弱みをなんとかしなければならない」というネガティブな考え方の人が多いように感じます。
「弱み」というのは何とかできないから「弱み」なのであって克服は強みを伸ばすより難しいのです。
考えがネガティブになるとやることも中途半端になったり肝心な判断を誤ったりしやすくなります。
勿論両方のバランスは大事ですが、私はこれからの時代もっと「強みを生かす」という発想を持つようにした方が良いように感じます。
さて、茗溪進学会は明日から9月度の授業を通常時間で再開します。
山室中学は体育大会を週末に控えてますが、気を引き締めて2学期スタートしましょう!
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
9月から定着用プリント学習システム「eトレ」本格導入します。
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ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
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