皆さんこんにちわ。
茗溪進学会塾長の澤木です。
耳より情報からちょっとした出来事で気づいたことなど気ままですが、できるだタイムリーに情報発信します。
少しでも子供たちが幸せになるヒントになればいいなと思います。
どうかお気軽にお付き合いください。
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胆の座ったタイプが有利な今年の県立高校入試
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3月に入りました。
3月は入試や進級進学の時期。
学習塾にとって一年でも一番気ぜわしく忙しい一か月です。
来週は国立大学の前期日程の合格発表、県立高校入試と神経の張り詰めもピークです。
指導の成果の審判が下るわけです。
全国の塾長の心理は「頼む!とにかく全員合格してくれ。」と、人事を尽くして天命を待つ心境でしょうね。
ところで先週、富山県立高校の倍率発表がありました。
ご父兄様の中には「この数字から何をどう見れば良いの?」という疑問を持たれる方も多いかと思います。
ということで私なりに勝手な見方をしてみました。
とりあえず呉東地区の普通科倍率だけをざっと見て思うことは、
新川地区はいつもながらシッカリと学校間で倍率調整をしているのに対し、富山市は今年も調整していないみたいですね。
(倍率調整を中学校間でしているとかしていないとかは学校側は絶対に言いませんしあくまで個人的な推定だと思ってください。)
中部の探求科、東高校など倍率アップしており、これは昨年の大学進学実績が反映された形みたいです。
中部と富山の普通科探求科の合計倍率が妙に一致しています。
色んな邪推ができるのが面白いです。(この部分は秘密!)
第一高校の指導も高い評価になってきていますので、特進合格している生徒が思い切って上位校を狙う生徒が増えたということだと見ます。
逆に南高校が年々倍率を下げており、これも大学進学実績が芳しくなかったことが反映されていることが原因だとすれば南高校にとっては課題ですね。
南高校から志望校を呉羽高校や東高校にワンランクアップさせた生徒が多かったのではないでしょうか。
大学進学実績がほとんどない普通科は全然人気がないところを見れば、将来的に大学進学を睨んだ賢明な選択をする人が増えてきているようです。
とにかく上位校は例年にない激戦の年です。
ここで注意してほしいことが一つあります。
倍率が高いということは難易度が上がると単純に考えてはいけません。
生徒の分布は合格基準点付近に集中します。
低い点でもフロックで合格するというラッキーが無くなるということであり、基準点をクリアしていれば合格できるのです。
不合格になるのは本来、点を取れる問題を取りこぼししてしまう生徒です。
ケアレスミスが致命傷となるのです。
くれぐれも慎重に落ち着いて受験することが大事です。「胆の座ったタイプが有利」ということでしょうか。
高校入試は来週8,9日です。
みんな頑張れ!!