皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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年金を当てにしない
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昨日、厚生労働省が年金財政検証を発表しました。

気になったのは「経済成長が続き、働き手が増えれば」という条件付きで現役収入に対する年金世代の所得割合が50%を確保できるという大臣の苦しい言い方です。

いかにも責任回避が得意な役人が書いた文章の棒読みが見え見えです。

言い方を変えれば、「絶好調経済が続いて、国民全員が70歳まで厚生年金保険料を払えば、計算上はなんとか今のレベルは維持する試算はできるかも。」というところであり、おそらく厚労省の役人も誰一人実現できるとは思っていないでしょうね。

専門家はいずれも非常に厳しい目で今回の財政検証を見ており、最悪の試算では2052年には一人当たりの国民年金は3.8万円になるという計算をする人もいます。

2052年と言えばあと32年後、私の長男が丁度65歳になる年です。

そんなんでどうやって生活しろと言うのでしょう。

自分はもう墓の中でしょうが、他人事とは思えません。

若い現役世代は「将来、年金なんか当てにできない。」と言いつつ生活に追われる日々を続けるしかありません。

こんな若者受難の時代を控え、私たちは子供にどんなアドバイスをしてやればいいのか本当に悩ましい話です。

「寄らば大樹の陰」という諺があって、公務員とか大企業志向を目指した方が良いと考えますが、最近はそうでもないようです。

先日、富山県職員の採用試験倍率や教員採用試験の応募人数が過去最低だったとか少なかったとかというニュースを目にしました。

公務員は収入ややりがいが魅力的かどうかは横に置いて、安定度という点は間違いありません。

最近の若者は、お金よりも仕事のやりがいを求める傾向が強いと言われます。

それは「どうせ年金など当てにならないのだから、仕事は楽しくやりがいのあって、稼げればなおいい」という世相を裏返しに見た発想なのかもしれません。

IOTのベンチャー企業もいいでしょうし、世界を股に掛けたグローバルビジネスも良いでしょう。

ただ、公務員や大企業を目指す人も、華やかに世界で活躍することを目指す人も、身につけておく必要があるものは同じです。

どんな世界で活躍するにしても高い見識や学力と同時にそれを示すエビデンスが必要です。

若い世代は、年金を当てにしないという前提に立った上で考えてみると、自立自活できる能力は若い時からの努力の積み重ねで養うしかありません。

年金財政のニュースなど真剣に見ている人は少ないと思いますが、子供らにとっては大変重要なテーマではないかと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

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