月別アーカイブ: 2017年10月
天才の幸福論
2017年10月30日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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天才の幸福論
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少し前の事ですが、9月11日に大規模な太陽フレアが発生して、噴出したガスが地球周辺に到達すると大規模な通信障害などが起こるおそれもあるので注意が必要と呼びかけていたことがあります。
フレアの大きさは通常10万km程度で地球の何倍も大きく、威力は水素爆弾10万~1億個と同等と言われます。
「太陽がどうしてあれだけものすごいエネルギーを出しても何億年も燃え続けることができるのだろうか?」という疑問を感じませんか?
もし地球にあるような石油や石炭が燃えているのなら一瞬で燃え尽きてしまうでしょう。
宇宙は不思議ですね。
その宇宙の謎を解き明かす相対性理論で有名なアインシュタインが書き記したメモ2枚がオークションで約2億500万円で落札されたというニュースがありました。
メモはアインシュタインが大正11年に東京の帝国ホテルで、ノーベル賞の受賞を伝えにきたベルボーイにチップの代わりに渡したものだそうです。
そのとき「運がよければこれは価値のあるものになる」と語ったそうですが、結局運がよかったのはベルボーイの甥っ子だったということですね。
そのメモにはドイツ語で「穏やかでつつましい生活は、絶え間なく不安に縛られながら成功を追求してあくせくしているよりも、よほど幸福だ。」と書かれてあります。
同時に落札された2枚目のメモには、「意思があれば道は開ける」とも書かれてました。
時間、重力、速さ、質量といった物理は学校で習いますが、相対性理論は学校で習う物理を超えた体感できない世界です。
その相対性理論を一番簡単に説明しているのが「アインシュタインの式」と言われるE=m×c×cです。
Eはエネルギー、mは重さ、cは光の速さです。
つまり「重さ」はエネルギーそのものであり、太陽や水爆は「重さ」がエネルギーに変換している姿です。
砂粒一つでもその質量が持つエネルギーは家庭で使う光熱費の何年分も賄うことができるのに、太陽の重さは2×10の30乗Kgだそうですから果てしないエネルギーを出し続けることができるというわけです。
相対性理論がこんな身近な疑問の解決にも活かされていることを100年以上も前に発見したアインシュタインという人の偉大さに改めて関心してしまいます。
そんな偉大な史上最高の天才が残した幸福論が「穏やかでつつましい生活」だったとは何という事でしょうか。
私たちは一生懸命に勉強して、テストで良い点を取り、偏差値の高い学校に合格して、立身出世して、お金持ちになることが、成功であり、人生の幸福だと思っています。
混乱してしまいますね。
しかしアインシュタインは「意思があれば道は開ける」とも言っています。
つまり“道を開く”ということと“成功する”ということは違うのです。
私の回りにも見栄を張ったり他人と競って私利私欲に囚われて汲々としているような人もいますが確かに決して幸せには見えません。
私自身もそんな不幸な人間の一人かもしれません。
勉強とは意志を持って自分の道を開くためのものであり、そのために仮に貧しくとも気高く生きることが大切だと教えてくれているわけです。
メモがオークションで2億円だったというニュースにつくづく己の醜さを反省している塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
中教研試験が終われば期末試験が近い!
2学期期末試験対策先行予約受付中
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不気味な中教研試験
2017年10月27日 ブログ
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不気味な中教研試験
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今年も11月の第2週目に中教研試験があります。
入試判定模試でもないし、定期試験でもない。
勉強したほうがいいのか、しなくてもいいのか。
学校は何も言いませんし子供に聞いてもよくわからない。
何か不気味ですよね。
学校では生徒に「内申書に関係ない」と言っている先生がいるかと思えば、「内申点に考慮されるから頑張りなさい。」と言う先生もいるようです。
こんな重要なことが先生によって言うことが違うのはどういうことでしょうか。
茗溪の塾長なら真相をご存知とお思いでしょうが、すいません、実は私もよくわかりません。
よくわからないのですが、最近、著作権にやたら神経質なところをみれば何とも匂う“臭い”試験であります。
あくまでこれは私の推測ですが、このデーターは中学校間の内申点の補正係数とか中学別の高校別受験人数枠の設定とか内々に利用されているのではないかと思います。
「根拠はあるのか?」というご指摘もあろうかと思いますが、何度も言いますがこのブログ自体、塾長の根拠のない勝手な空想話が多いのですからご容赦ください。
根拠はありませんが、仮に内申点の補正係数や志望人数枠が存在するとしたらの話です。
公正に定量的なデータで裏付けできる何らかのものが存在すると考えるのが合理的です。
中3は統一された実力試験はありますが、学校によって試験日が違う場合もありますし、公正さで問題が残ります。
公正なデータを取れるとしたらこれしかないのでは?というのが私の推論の根拠であります。
そういうこともあるので、先生の言葉を真に受けて中教研試験は勉強せんでもいいと都合よく考える生徒は落とし穴にはまったようなものです。
「内申点に考慮される」と言う先生は、昨今話題に事欠かないユニークな先生が多い中では生徒の立場を考えているいい先生かもしれませんね。
でも、そもそも内申書に関係あろうがなかろうがそんなことは日ごろの勉強する姿勢とは関係ありません。
塾では他の生徒たちが合唱コンクールだの何だのと油断している時にしっかりと復習させていますからきっと頑張ってくれることでしょう。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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英検対策授業の効果(中間報告)
2017年10月25日 ブログ
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英検対策授業の効果(中間報告)
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台風一過の北風が冷たく、冬が近いことを感じます。
「台風一過」と言っているのを「台風一家とは何だろう?台風は一つではなく、家族構成があるのだろうか?」と割と大人になるまで不思議に思っていたのは私だけでしょうかね?
冷たい秋風は大学受験シーズンが近いことを知らせてくれます。
2020年度からの大学入試改革では英語が大きく変わることになるということは報道されているのでご存知とは思いますが、おさらいしておきましょう。
大きく変更点は2つあります。
一つは従来の試験ではreadingとlisteningの2技能だけだったのがwritingとspeakingの2技能が加わり合計4技能が評価対象となること。
もう一つは民間試験である英検が併用されるという点です。
茗溪進学会では高校入試の内申書対策も含め、塾生に英検受検を積極的に推奨しています。
受検させる以上、合格してもらわなければいけません。
準試験会場はそこらにもありますが、どこまで対策授業をしているかというとほとんどの塾は何もしていないのが実態だろうと推定しています。
それでは塾の役割が弱いと感じた私は、この夏、夏期講習会と合わせて「英検必勝道場」という講座を企画して、10月の英検受験対策を行いました。
当塾で受検した結果ですが、準2級1名、3級5名、4級5名、5級1名が一次試験合格になりました。
特に中3の内申書対策には最後の受検チャンスだっただけに、一人でも多くの生徒が合格するよう指導しました。
「英検必勝道場」は映像授業配信の市進ウイングネットと教材会社の学研のコラボ企画で、当塾でも初めての試みでした。
「英検必勝道場」の3級だと、9月に通常授業以外に1回1時間程度必要なレッスンが10回+模擬試験や2次試験対策など、かなりの時間が必要でしたが、時間が無い中でもほとんどの生徒がプログラムをこなしてくれました。
結果はプログラムの80%以上を終わらせた生徒は1次試験は全員合格でした。
残念ながら不合格だった若干名の生徒は7割以下の遂行率だったのです。
頑張った生徒は結果が出るということは何でも同じですが、「英検必勝道場」の有効性は十分確認できたと考えています。
2次試験が11月にありますのでまだ気は抜けませんが、とりあえず1次試験の合格発表を受けた中間発表でした。
茗溪進学会では大学入試改革に向けた取り組みをさらに強化して総合的な学習指導を行うことにしております。
英検の受検はやはりそれなりにしっかりとプログラムされた対策が必要だということをご理解頂ければと思った次第です。
では、また。☆彡
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軸をぶらさないことが大事
2017年10月23日 ブログ
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軸をぶらさないことが大事
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衆議院議員選挙は自公民の圧勝で終わりました。
結局、野党のドタバタ劇だけがお茶の間を騒がせただけで、蓋を開けてみれば基本的には何も変わらなかったわけです。
国民の総意を一言で言えば「当選目当てにフラフラしてる奴らは当てにならんから、このまましばらく安倍さんに頑張ってもらうしかないだろうな。」ってところでしょうか。
どこの党も議席を減らした分、無党派層の票を集めて立憲民主党が躍進したのは注目されます。
「排除」という小池都知事に決定的な失着があったのが利きました。
「排除」は派閥を作ったり、いじめをしたり島国根性の日本人が大好きなはずなのですが、他人が言うのは許せないみたいです。
いずれによ日本人がこれまた大好きな判官びいきの恩恵に預かったという見方ができますが、私は軸をぶらさななかったことが良かったのだと思います。
個別の党の政策や思想信条は横に置き、一貫して自分の立場と主張を貫く姿勢は大事だということです。
ちなみに立憲民主党は「リベラル政党」の旗を掲げております。
私は今までリベラル派=左だと思っていたのですが、本当はそうではないようです。
リベラルの語源は自由主義(リベラリズムliberalism)で、もともとアメリカの自由主義、個人主義がベースなった「社会的・政治的に縛られない」という意味で、本来は保守の対義語ではありません。
評論家などそれぞれ勝手に自分の解釈で使っている用語ですからちょっと注意してください。
また、昨日はプロボクシングのWBAバンタム級のタイトルマッチで村田選手が“世紀の誤審”試合の再試合で見事王者に輝きました。
選挙報道ばかりの中で視聴率も高かったらしいですが、これもまた判官びいきの日本人にはたまらない試合でしたね。
悔しい判定でもクサることなく勝利を信じて自分のボクシングを続けた結果は立派です。
立憲民主党と村田諒太選手は「軸をぶらさなかった」という点が共通ではないでしょうか。
昨日は私も軸をぶらすことなく子供たちの指導に当たろうと思った一日でした。
では、また。☆彡
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先生は子供たちに元気を与えよ
2017年10月20日 ブログ
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先生は子供たちに元気を与えよ
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中間試験の結果がほぼ出揃いました。
今回は中3諸君が大健闘してくれ、全体の7割の15名が合計400点UPとなりました。
私はやる気のない生徒には時には必要な叱責をすることもありますが、あくまでその子への愛情です。
どんな生徒でどんな状況であろうがこちらが感情的になることは絶対にありません。
しかし、福井県の中学校で先生の行き過ぎた感情的な叱責が原因で生徒が自殺するという悲しい事件がありました。
報道からだけでは真実は分かりにくいのですが、どうやら今回は生徒は先生の被害者だったと見ています。
この中学は生徒数が52人しかいないのに先生が14人もいるそうです。
校長は担任、副担任のやっていることの認識がなかったとトボけた責任逃れです。
子供一人の命を何と考えているのでしょうか。
弱小塾であっても、現在、お陰様で茗溪進学会の生徒数はこの中学校を上回っています。
私は怠慢でいい加減な塾長かもしれませんが、私なりに一人一人の成績はもちろんのこと、個性も把握し、顔色一つで気持ちの状態を察して、子供たちが元気に頑張れるようケアに努めているつもりです。
学校の先生との関係には神経質なものですが、中にはこんなイカれた先生の犠牲者もいるのが現実です。
先生は子供たちに元気を与えないとダメなんです。
子供らがSOSを出していないか、見直す機会にしてみてはいかがでしょうか。
先生のマイナー面は書くべきではありませんが、あんまり可哀想なので今日は一言つぶやかせていただきました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
11月18日(土)数学検定実施します。
申し込みは10月18日(水)まで受け付けます。
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取れるか過半数
2017年10月17日 ブログ
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取れるか過半数
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衆議院選挙の途中ですが、争点が無い選挙と言われていた割には関心が高いようです。
18才以上に投票権が与えられた若い人の関心が高いのは良いことです。
投票率が低いと自民党に有利で投票率が高いと不利となる傾向があるらしいので投票日の天気も大事なんだそうですね。
天気に関わらず政治を考えて参政権を行使する真面目な人は自民党派ということなら、投票に行楽気分で行くような非自民派は不真面目な人が多いということになるということですが、そうなんでしょうか。
国難と言われている時期だけに、ここは真面目に考えて投票したいものですね。
そんなこともあってか、報道では自民党が単独過半数を取る勢いだと言われています。
多数決=民主主義かどうかの議論はともかく、「過半数」というのは議会制民主主義では絶対です。
過半数と言えば茗溪進学会でも今、「過半数取れるかどうか」で注目しているものがあります。
地元中学の中間試験で中3の数学の試験で100点満点を取った生徒の過半数を当塾で取れるかどうかというささやかな“戦い”に注目しています。
100点が学年で7名いたと先生が発表したそうですが、現時点で当塾から3名おり、あと1名で過半数となるのです。
問題を見ると、基礎学力を試す問題が多く難問奇問はありません。
日頃からしっかりと勉強しておれば、高得点が取れるテストであり、ケアレスミスに注意すれば100点も狙える内容です。
100点は惜しくも届かなかったにしても、ほとんどの生徒が目標より高い点数を取れ、入試に向けてマインドに弾みをつけてもらえていると思っています。
来月は内申点が決まる最後の期末試験がありますので、気を緩めることなくしっかりと指導を継続します。
選挙の結果はどうなるか分かりませんが、自民党も単独過半数を取っても慢心することなくしっかりと行動を続けてもらいたいと思った塾長であります。
では、また。☆彡
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英語習得に必要な能力とは
2017年10月13日 ブログ
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富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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英語習得に必要な能力とは
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大学入試センター試験に代わり、2020年から「大学入学共通テスト」なるものが始まります。
従来型のマークシートに加えて民間試験である英検が全員に課されることになります。
国立大学ではマークシート式と民間試験の両方を採用されるので、受験生の英語の負荷は大きくなります。
私立大と国立大では入試科目が異なるため、高校生にとってはどこの大学を目指すかによって教科選択の戦略が違っています。
加えて英語の教科だけでも国立と私立では対応が違いますのでますます受験生にとっては早目の目標設定が大事になるということです。
茗溪進学会では英検の準会場に指定されていることもあり、7日の受検日には多くの受検生が受検してくれました。
23日にはネットで合否が判明しますが、全員合格となってもらいたいものです。
さて、英語のトレーニングを日ごろからするのは大事ですが、英検はリスニングテストの配点が約半分を占めるのでリスニング能力は重要です。
高校入試試験では25%ですからその違いは大きいものがあります。
将来的な英語でのコミュニケーション能力のためにも英語耳を鍛えることは大事ですし、私も時々外国ラジオのpodcastを聞いたりしています。
聞くと言ってもBCCやABCニュースなど何を言っているのかさっぱり理解できないので、私はVOA(voice of America)というのを聞くようにしています。
この放送はアメリカに住む英語を母国語でない人々に向け、平易な言葉と文法を用いた上で、通常の3分の2の速さでゆっくりと語るスペシャル・イングリッシュという英語放送です。
テレビでは〇ピード・ラー○ングという高い英語教材が売られており、私も海賊版DVDを貰って聞いてみたことがありますが、個人的にはVOAのほうが圧倒的に長続きすると思います。
内容も時事ネタを中心に色々な企画があるので聞き飽きませんが、ゆっくりと話してもらっていてもよく理解できないことはしょっちゅうです。
ネットではテキスト文字も出ますので同時に見てみればすぐわかることですが、要するに語彙力がないのです。
語彙力が無ければどれだけゆっくりと話してもらっていても話の意味がわからないのです。
今の中学生を見ていても本当に単語能力=語彙力が低下しています。
脱ゆとり教育で中学で習う単語が800から1200まで増えたとは言いますが、覚えなければ増やした意味がありませんし、解らなければ英語嫌いが増える悪循環になるだけです。
テストの内容はどれだけ筆記からコミュニケーション能力へと変わっても、勉強で身に付けなければならない能力はいつの時代も変わらないということなんですね。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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大混戦必至!富山市高校受験戦争
2017年10月5日 ブログ
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大混戦必至!富山市高校受験戦争
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来年平成30年度の県立高校募集定員が発表されました。
学校再編も含め、全体で358人の定員削減がありました。
富山市の地区では南高校、水橋高校、北部高校がそれぞれ1クラス40名の削減対象になったのには驚きました。
少子化傾向が続いていてやむを得ないこととは思いますが、このことは富山市、特に富山市の南側下半分の普通科進学を目指す受験生たちにとっては非常に大きな影響があり、今後の受験指導も慎重な対応が求められる内容です。
今回削減の対象となったこれらの3高校はいずみ高校を挟んで偏差値が50~55レベルで接近している高校です。
具体的には「雄山高校より上を目指したい生徒以上、東高校には手が届かない(または行きたくない)生徒未満」的な位置づけであり、特に将来国公立レベルの大学進学まで視野に入る生徒にとって南高校は人気の高い高校です。
南高校は最近大学受験指導にも力を入れ実績を出しつつあるため倍率も高く、去年も1.44倍と高倍率でした。
北部高校も国公立大への進学実績が高いこともあり、南高校に次ぐ志望校に挙げる生徒が多い高校です。
その3つの高校が同時に定員を3クラス120名も減らされてしまったことは非常に大きな問題です。
私は日ごろから、「高校受験校の決定においては内申点で中学校間で調整機能が働く」という前提で指導をしています。
つまり、どれだけ実力があったところで、最後は通信簿の点数で受験校の振り分けされてしまうから、早いうちから定期試験対策を含めた内申書対策は大事であることを申し上げています。
現在中3の生徒から下の学年のお子様をお持ちのご父兄様には特にご注意頂きたいと思います。
ご父兄様とお話をすると「最低でも南高校くらい行ってもらいたい」という方は多くいらっしゃる割に、多くのご父兄様は中1,2年のときは楽観的に見ていて中3になってから慌てだすのです。
来年は、いざ南高校を受けようと思っても、内申点または実力が足りず、ランクを下げた普通科を選択しなければならない場合が悲劇です。
一気に雄山か西高校程度まで下げる選択を迫られることになるか、従来行ける実力の持ち主がところてんのように新川地区の高校まで押し出されてしまうのか、今までには無かったことが想定されると見ています。
実際は旧富山市エリアは富山県全体ほど少子化が進んでいないのですが、県全体の少子化の影響がこのような形で生徒を地方に振り分ける形で定員が決められたと私は見ています。
市の中心部の中学生たちにとって大混戦巻き込まれてしまう「まったくいい迷惑」です。
いずれにせよ、このような発表の本質的な状況をよくよく見込んだうえで、日ごろの勉強指導や塾選びなどに生かすようご父兄様にはお願いしたいと思った塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
中間試験対策は今週末実施します!
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1つ1つの選択が人生を創る
2017年10月4日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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1つ1つの選択が人生を創る
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巷では衆議院議員選挙の話題ばかりですが、一年前の今頃は富山市議の補欠選挙がありました。
選挙で選んだ議員が社会を創るわけですから、選択は大事です。
問題が起これば政治家個人が悪いということになりますが、その人を選んだのは私たちであることを忘れてはいけません。
選択と言えば人生も毎日の選択の結果です。
一年前にブログで書いたネタですが、私が昔聞いた“豊かな人生を創る”をテーマにした講演会の一節です。
『いつもビンボー、ビンボーと悩んでいる奥様がいました。
「あなたはどうしてそんなに貧乏なんですか?」と聞きました。
奥さんは答えます。「聞いてください。ウチの主人の会社の社長ときたらものすごいドケチで社員が安月給なんです。」と。
その奥様は自分が貧乏なのはご主人の会社の社長が悪いと本気で思っておられるのです。
「その会社はご主人の選択かもしれませんが、そのご主人を選ばれたのは誰ですか?」と聞いたら返事に困っておられました。
つまり毎日毎日の選択の積み重ねが今の自分を作っているわけです。
その奥様が貧乏なのはご主人の会社の社長がケチだからでしょうか? 違いますね。
実はその簡単なことに気が付かない人は案外多いんです。
そこに気が付いた人が豊かな人生を創ることができる人なのです。
豊かな人生は今日からの選択でリメイクすることができるのです。』
という話ですがいかがでしょうか。
毎日毎日は変化のない平凡な日々が過ぎ去ってゆくだけのことなのですが、その平凡な毎日でも私たちは必ず常に何かを選択しながら生活しているはずです。
選択も結婚相手や就職先を決める大きなものから、自宅学習を凡事徹底するかしないかという小さな選択までありますが、どちらも幸せな人生を創るためには大事なものです。
政務活動費問題で大騒ぎしていた一年前を思いだしながら改めて強く感じる塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
10月7,9日
2学期中間試験対策実施します。
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いい自己中、悪い自己中
2017年10月2日 ブログ
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いい自己中、悪い自己中
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テレビでは寝ても覚めても衆議院選挙の前哨戦の駆け引きが報じれられています。
選挙で勝たなければ何を言っても意味がないという立場は分かりますが、政策の議論もないまま、野心だけで離合集散に明け暮れる自己中心的な姿には呆れてしまいますね。
一番呆れるのは、日ごろ「解散総選挙で国民に信を問え!」とか言っている人らが、不利と見るや「解散の大義がない」などど言いだす始末です。
これを矛盾と言わずして、一体何を矛盾と言うのでしょうか?
いずれにせよしばらくはこの劇場型選挙にお付き合いするしかないみたいですね。
それはそうと、今日からノーベル賞の受賞者発表が始まります。
日本は2014年は物理学賞、2015年は生理学・医学賞と物理学賞、昨年2016年は生理学・医学賞と、この3年日本人の受賞が続いています。
ノーベル賞とは人類への貢献度が高い発明に対して与えられるものです。
私の高校3年6組のクラスメートに田中耕一という後にノーベル賞を取ることになる変わり者がいました。
この男、何故かいつも授業の終わり際になると、先生も回答に困る意味不明の質問を始めてしまう困った癖がありました。
私は休み時間を縮められて迷惑をこうむっているクラスのみんなを代表して、「この小坊主ヤロー!」と掃除時間にほうきで追いかけ回して彼を成敗していたわけですが、彼はお世辞にも人類に貢献しようという意思のあるタイプには見えませんでした。
どちらかというと他人への気配りというより自分の関心や好奇心を満たすことを優先する「自己中タイプ」に見えました。
研究者として成功を収める人は大なり小なりそんな部分もあるのかもしれませんが、これは良い自己中かもしれません。
政治家の自己中は人類への貢献とは無縁ですから悪い自己中です。
今年も多くの日本人科学者が受賞候補に挙げられているそうで、4年連続で受賞者を出して、世界に日本の技術水準の高さをみせつけてやりたいと願う塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
10月7,9日
2学期中間試験対策実施します。
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